「パソコンの型落ち品」を買う際の「注意点」とは。「節約効果」はどのくらい?

配信日: 2025.04.09

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「パソコンの型落ち品」を買う際の「注意点」とは。「節約効果」はどのくらい?
近年、半導体不足や円安の影響でパソコンの価格は高騰し続けているようです。そのため、新製品の購入をためらい、型落ち品に目を向けている人もいるのではないでしょうか。
 
そこで今回は、型落ちパソコンで得られる可能性がある節約効果と注意点について解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

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購入のタイミングと価格変動

より大きな節約効果を得るためには、購入のベストタイミングを把握しておくことが重要だと考えられます。型落ちパソコンの価格は時期によって大きく変動する可能性があります。
 
主な値下げ時期は、ボーナス商戦、決算セール、年度末の入学・就職シーズン、ブラックフライデーなどが挙げられます。特に3月は決算セールと新生活商戦が重なる可能性があるため、大きな値引きが期待できるかもしれません。
 

型落ちパソコン購入時の注意点

価格面でメリットを得られる可能性がある一方で、型落ち品特有の注意点も存在するようです。
 
最も重要なのはスペック面の確認です。特にメモリはあとからの増設が難しいモデルもあるため、購入時に十分な容量を確保しておくことが重要だといえるでしょう。
 
また、Windows 10は2025年10月でサポートが終了するため、必ずWindows 11への対応を確認する必要があります。加えて、バッテリーの劣化状況やSSDの使用状況も重要な確認ポイントだと考えられます。
 

具体的な節約効果の試算

型落ちパソコンを賢く選ぶことで得られる可能性がある節約効果を、具体的に見てみましょう。型落ちパソコンを賢く選ぶことで得られる節約効果は、時期とモデルの選び方次第で大きく異なる可能性があります。セール時期に購入することで、通常価格からさらなる値引きを受けられることもあるでしょう。
 
ただし、この節約効果は初期費用のみの比較です。実質的な節約効果を計算する際は、将来的なアップグレード費用やメンテナンスコストも考慮に入れる必要があります。例えば、2〜3年後のメモリ増設やバッテリー交換などを見込むと、実質的な節約額は2万円〜3万円程度となる可能性があります。
 

総合的な判断と将来を見据えた選択

型落ちパソコンの購入は、適切な選択と時期の見極め次第では、十分にメリットのある選択肢となる可能性があります。特に一般的なオフィス作業やWeb閲覧が主な用途である場合、型落ちパソコンを選択することで、性能面での妥協をほとんどすることなく、大きな費用を節約できることもあるでしょう。
 
しかし、将来的な拡張性や長期利用を考えると、単純な価格の安さだけで判断するのは賢明ではありません。Windows 11への対応、十分なメモリ容量、SSDの搭載、バッテリーの状態など、複数の要素を総合的に判断する必要があります。
 
結論として、型落ち品の選択は、用途と予算に応じた判断が求められると考えられます。初期費用の節約と将来的な使用シーンをてんびんにかけ、自身のニーズに最適なバランスを見つけることが重要です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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