この春、大学進学と同時に上京します! 「23区内」と「多摩地域」だとどのくらい家賃が変わるでしょうか? 実際に住む際のそれぞれのメリットも教えてほしいです。

配信日: 2025.04.06

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この春、大学進学と同時に上京します! 「23区内」と「多摩地域」だとどのくらい家賃が変わるでしょうか? 実際に住む際のそれぞれのメリットも教えてほしいです。
大学進学を機に上京を予定している皆さんにとって、住まい選びは重要なテーマです。特に、東京都23区内と多摩地域では家賃相場や生活環境が大きく異なります。
 
本記事では、東京都23区と多摩地域の家賃相場の違いと、それぞれのメリットについて詳しくご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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東京都23区内と多摩地域の家賃相場の比較

まず、東京都23区内の家賃相場を見てみましょう。エリアによって差はありますが、一般的にワンルーム物件の平均賃料は、表1のような相場となっているようです。
 
表1

地域 平均賃料
港区 11万4000円
中央区 10万8900円
千代田区 11万2100円
渋谷区 9万6100円
台東区 7万3300円
足立区 6万900円
板橋区 5万3200円

※筆者作成(2025年3月現在)
 
港区や渋谷区などの都心部では、ワンルームでも10万円前後となっています。一方、足立区や板橋区などでは5万円前後の賃料で住めるケースもあるようです。東京都23区内でもエリアによって平均賃料に2倍近くの差があることが分かります。
 
続いて、多摩地域の主要エリアにおけるワンルーム物件の家賃相場は表2の通りです。
 
表2

地域 平均賃料
八王子市 3万7000円
三鷹市 5万4400円
稲城市 4万3900円
狛江市 5万4000円
福生市 5万500円

※筆者作成(2025年3月現在)
 
これらのデータから、東京都23区内の家賃相場は多摩地域よりも高いことが分かります。多摩地域では、家賃相場が5万円台のところが多く、安いエリアでは3万円台の物件もあるため、経済的な負担を抑えやすいといえます。

東京都23区内に住むメリット

東京都23区内に住む最大のメリットは、交通の利便性です。主要なビジネス街や商業施設へのアクセスが良好で、通勤や通学の時間を短縮できます。また、飲食店や娯楽施設が充実しており、生活の利便性が高い点も魅力です。さらに、都心部では最新のトレンドや文化に触れる機会が多く、刺激的な生活を送りたい方には最適な環境といえるでしょう。
 

多摩地域に住むメリット

多摩地域の魅力は、自然環境と落ち着いた生活環境にあります。広々とした公園や緑地が多く、リラックスした生活を求める方には最適です。また、家賃相場が東京都23区内よりも低い傾向にあるため、経済的な負担を軽減できます。
 
さらに、多摩地域の主要エリアは都心へのアクセスも比較的良好で、通勤や通学にも便利です。例えば、八王子市や立川市などは主要な鉄道が通っており、都心部への移動がスムーズです。
 

まとめ

東京都23区内と多摩地域では、それぞれ異なる魅力があります。都心の利便性や刺激を求める方は23区内を、自然環境や経済的なメリットを重視する方は多摩地域を検討するとよいでしょう。家賃に関しては、東京都23区内の方が多摩地域よりも高い傾向にあります。
 
自分のライフスタイルや価値観に合わせて、最適な住まいを選ぶことが大切です。上記の情報を参考に、充実した学生生活を送るための住まい選びを進めてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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