更新日: 2024.10.07 その他

家族で結婚式に参列するのですが「新紙幣を準備した方がよい」と聞きました。「新一万円札」が10枚必要なのですが、銀行の窓口で旧紙幣と交換してもらえるのでしょうか?

家族で結婚式に参列するのですが「新紙幣を準備した方がよい」と聞きました。「新一万円札」が10枚必要なのですが、銀行の窓口で旧紙幣と交換してもらえるのでしょうか?
2024年7月3日に新紙幣が発行され、結婚式のご祝儀を新紙幣で用意したいと考える方もいるでしょう。しかし、銀行で旧紙幣を新紙幣に交換できるのか、手続きに手数料がかかるのか、不安に思う方もいるかもしれません。
 
実際のところ、旧紙幣から新紙幣への交換は銀行でできますが、枚数や銀行の規定によっては手数料が発生するケースがあります。
 
本記事では、新紙幣に交換する際に手数料がかかる条件や交換する際の注意点などについて解説します。旧紙幣を新紙幣に交換したい方は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

旧紙幣から新紙幣への交換は銀行でできる?

銀行で旧紙幣を新紙幣に交換することは可能です。新紙幣に交換したい場合は、窓口または両替機を利用しましょう。ATMの場合は、新紙幣と旧紙幣が混在しているため、運が良ければ交換できますが確実に交換できるわけではないため避けましょう。
 
また、新紙幣に交換する枚数によっては手数料がかかる可能性があります。加えて、銀行や引き換えのタイミングによっては新紙幣の枚数が不十分なケースもあります。その場合、新紙幣が足りず全て新紙幣に交換できないかもしれません。交換可能な枚数や手数料などは銀行によって異なるため、事前に確認してから銀行に行った方がよいでしょう。
 

新紙幣への交換で手数料がかかるのはどんなとき?

新紙幣へ交換する際には両替手数料がかかるケースがあります。ここでは銀行3社を例に、窓口での手続きで両替手数料がかかる条件について表1にまとめました。
 
表1

銀行 条件 手数料
A銀行 1枚~10枚 無料
11枚~1000枚 770円
1001枚以上 1000枚ごとに770円追加
B銀行 1枚~10枚
B銀行に口座を持っている場合
無料(1日1回)
1枚~10枚
B銀行に口座を持っていない場合
550円
11枚~500枚 550円
501枚以上 1320円
(以降、500枚ごとに660円)
C銀行 1枚~10枚
C銀行に口座を持っている場合
220円
1枚~10枚
C銀行に口座を持っていない場合
330円
11枚~500枚 770円
501枚~1000枚 1540円
1001枚以上 500枚ごとに770円

※筆者作成
 
同じ1枚~10枚でも無料と有料に分かれ、銀行によって手数料が異なることが分かります。加えて、銀行の口座の有無によっても手数料がかかるため、手数料をできるだけおさえたい場合はご自身がお持ちの口座の銀行で交換することをおすすめします。
 

銀行で新紙幣に交換する際の注意点

銀行で新紙幣に交換する際は、営業時間が限られるため注意が必要です。銀行窓口の営業時間は、基本的に平日9時~15時のケースが多いです。営業時間が短いうえに平日と限られているため、仕事や学校などがあるとすぐに銀行に行けないかもしれません。
 
銀行に行けない日が続くと、新紙幣が必要なときに用意できないおそれがあります。明日必要なのに新紙幣を用意できていないという状態にならないために、早めに新紙幣に交換するようにしましょう。
 
また、両替機も原則として銀行の営業時間内でしか使用できません。ATMとは扱いが異なる点を、理解しておきましょう。
 

新紙幣への交換は銀行でできるが両替手数料がかかる可能性がある

旧紙幣から新紙幣への交換は、銀行の窓口または両替機でできます。ATMは、旧紙幣と新紙幣が混在しており、確実に新紙幣に交換できるわけではないため避けましょう。
 
また、交換する枚数や口座の有無によっては交換する際に両替手数料がかかる可能性があります。手数料をできるだけおさえたい場合は、各銀行のホームページで手数料を確認することをおすすめします。
 
加えて、銀行の営業時間は限られています。必要なときに新紙幣を用意できるように、早めに交換するようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集