窓を閉めているのに、気づいたら「カメムシ」や「ゴキブリ」が家に侵入しています。窓の隙間を埋めるよい方法はありますか?

配信日: 2024.10.03

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窓を閉めているのに、気づいたら「カメムシ」や「ゴキブリ」が家に侵入しています。窓の隙間を埋めるよい方法はありますか?
ニュースにもなった「カメムシ」の大量発生や、通年姿を見かけるようにもなった「ゴキブリ」は本当に悩ましい存在です。気をつけて窓を閉めていても、カメムシやゴキブリが家に侵入し困っている方もいるのではないでしょうか。
 
本記事では、カメムシやゴキブリが大量発生する理由と、侵入を防ぐ方法を解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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カメムシやゴキブリが大量発生する理由

大量発生の原因の1つとして、地球温暖化の影響によって越冬できる個体が増え、生き残った個体が繁殖して個体数が増えたことが挙げられています。
 
特にカメムシによる農作物への被害は甚大であり、国内の被害額は年間20~30億円にものぼります。個体数の増加に伴い、一般家庭の室内へと侵入するカメムシ、ゴキブリも増えたというわけです。
 

カメムシの主な侵入経路

2ミリ程度のわずかな隙間からでもカメムシは侵入することができます。ここでは、どのような方法で侵入するのか、具体例を見てみましょう。
 

洗濯物と一緒に

カメムシは洗濯物にとまっていることがしばしばあります。中でも白い洗濯物を好むといわれており、白いTシャツ、タオルなどを室外に干すときは要注意です。カメムシは強烈なにおいを放つため、洗濯物ににおいがついた場合は洗いなおす必要があるなど、水道代や電気代、洗剤代が余分に発生してしまいます。
 
カメムシは夜行性であり、夕方近くになると洗濯物につきやすくなることから、午前中の内に洗濯物を取り込むことが有効といわれています。
 

網戸や窓の隙間から

網戸や窓をしっかり閉めていたとしても、サッシ部分のわずかな隙間からカメムシが侵入してくることがあります。これを防ぐには、サッシの溝を隙間テープで埋めるという方法が挙げられます。隙間テープは1個1000円以内と比較的安価に購入することができ、費用対効果は高いといえるでしょう。
 
ただし、隙間テープを貼る前にしっかりとサッシを掃除しておくことが重要です。テープを貼っても窓がきちんと閉まるか、あらかじめ数センチの隙間テープを貼ってみてチェックすることも重要といわれています。
 

ゴキブリの主な侵入経路

ゴキブリもカメムシも高温多湿の環境を好むため、湿度が保たれている暖かな室内に入り込む機会は常に狙われているといえるでしょう。わずかな隙間からでも入り込む点はカメムシと同様ですが、特にゴキブリは動きが機敏であるため、思いもよらない方法で侵入してくる場合があります。
 

荷物と一緒に

置き配は、手が離せないときでも荷物が受け取れる効率的な手段ですが、ゴキブリの隠れ場所を室内に入れてしまう可能性があります。ゴキブリは狭くて暗く多湿な環境を好みますが、玄関先に積まれた段ボールがその条件を満たしているのです。
 
置き配で受け取った荷物を室内に運び入れる際は、ゴキブリが付着していないか底面などを確認し、段ボール自体も早めに処分するとよいでしょう。
 

換気扇の隙間や排水溝から

ゴキブリはわずかな隙間からでも侵入することができるため、換気扇や排水溝からも侵入してくることがあります。特に換気扇は高温多湿に加えて油汚れや食べ物のにおいなど、ゴキブリが好む条件が揃っているといえます。
 
対策としては換気扇を回しっぱなしにすることに加え、こまめに掃除をするとよいでしょう。換気扇用の洗剤は500円以内でも購入できます。
 

侵入を防ぐために窓や網戸に忌避剤を散布するのもおすすめ

越冬のため、カメムシやゴキブリは室内へ侵入しようと窓や網戸によってきますが、あらかじめ忌避剤を塗布、散布しておくことも有効といわれています。
 
子どもやペットがいて忌避剤の使用に抵抗がある場合は、ハッカ油やミントスプレーを網戸に散布するとよいでしょう。洗剤の場合は500円程度、ハッカ油、ミントスプレーも500~800円程度で購入することができます。掃除や隙間テープなど、他の方法と組み合わせることによって更なる予防効果が期待できるかもしれません。
 

しっかり対策して侵入を防ごう

カメムシやゴキブリは大量発生してから対応に追われるよりも、あらかじめさまざまな対策を講じておくことが有効だと分かりました。これまで見てきたように、各種侵入予防にかかる費用は比較的安価です。
 
予防に重きを置くことは費用面においても適切な選択といえるかもしれません。しっかり対策して、安心な日々を手に入れましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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