仕事中、パソコンの画面を見ていたら目が痛くなり、涙が出てきました。これって「ドライアイ」ですか? 「治療費」はいくらになるでしょうか…。
配信日: 2024.10.01
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ドライアイとは?
ドライアイとは、目の表面を潤す涙の分泌量が不足したり、涙の質が低下したりすることで、目が乾燥し、さまざまな不快症状を引き起こす状態を指します。主な症状は、目の乾き、異物感、目の疲れ、かすみ目、さらには強い痛みや炎症といったものがあるようです。
現代社会では、パソコンやスマートフォンの長時間使用が原因となり、ドライアイの発症が増加しているといわれています。また、加齢やエアコンの使用、コンタクトレンズの装着なども原因になるようです。
ドライアイは放置すると症状が悪化する可能性があるため、早めの対策や治療が重要です。治療には、人工涙液の使用や点眼薬、さらには生活習慣の改善が推奨されます。これらの対策には費用がかかりますが、特に点眼薬は1本あたり数百円から数千円まで幅広く、症状や治療法により異なります。
ドライアイの治療方法
ドライアイの治療方法は、症状の重さや原因に応じてさまざまです。ここでは、ドライアイの治療法について2点紹介します。
点眼薬の使用
一般的な治療法としては、目の乾燥を防ぐための人工涙液や点眼薬の使用が挙げられます。これらの点眼薬は、目の表面に潤いを与え、痛みや異物感を軽減する効果があり、炎症を伴う場合には、ステロイドや免疫抑制剤を含む点眼薬が処方されることもあるようです。
ちなみに点眼薬の費用は、成分や種類によって異なり、市販の人工涙液は数百円から購入できますが、医師の処方箋が必要なものや、ステロイドを含むものは1000円から3000円程度が相場のようです。長期間の使用が必要な場合は、継続的な費用負担が発生する可能性があります。
涙点プラグの挿入
もう一つの治療方法として、涙の排出を減らすための涙点プラグという小さなデバイスを挿入する方法があります。このデバイスは、涙を排出する涙点を部分的または完全に塞ぐことで、目の表面を潤いで保つ効果があるとされています。
治療費については、保険適用がある場合、人工涙液や一般的な点眼薬は数百円から数千円程度です。涙点プラグの挿入は保険が適用されることが多く、自己負担額は数千円程度となることが一般的です。症状の改善には定期的な通院と治療が必要になる可能性があるため、早めに病院にかかることをお勧めします。
ドライアイの予防法
ドライアイの予防には、いくつかの効果的な方法があります。まず、パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けることを避け、適度に休憩を取ることが大切です。
1時間ごとに10分程度、画面から目を離して遠くを見たり、目を閉じたりして目を休めましょう。また、意識的に瞬きを増やすことで、目の表面を潤し、乾燥を防げる可能性があります。室内の乾燥もドライアイの原因となる場合があるため、加湿器を使って適切な湿度を保つのもよいでしょう。
また、予防として日頃から目薬などを利用することも有効だと考えられています。例えば、ドラッグストアやインターネットで購入可能な保湿効果がある製品を定期的に使用することで、乾燥を防げる可能性があります。市販の目薬の価格は数百円から千円程度です。
ドライアイ予防法を知って事前に対策しよう!
この記事ではドライアイの治療法や予防法などについて紹介しました。ドライアイを防ぐには、日常生活でのちょっとした工夫が重要です。
すぐできる対策として、パソコンやスマートフォンの使用時には1時間ごとに10分程度、目を休めることをお勧めします。これ以外にも、記事で紹介した予防法を参考に、目の健康を守りましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー