ミニバン車を買いたいけれど、「アルファード」や「ヴェルファイア」は人と被りそうで避けたいです。他におすすめの車はありますか？また、人気の車種でもカスタムすれば個性を出せるでしょうか？

人生の中でも、自動車の購入は大きな買い物の1つです。車種選びは慎重に行いたいものですが、重視するポイントは人によって異なります。デザインや価格、操作性など車種選びのポイントはいくつかありますが、「他人と被りたくない」と考える方も少なくないでしょう。
 
そこで、本記事では人気のミニバン車である「アルファード」や「ヴェルファイア」以外でおすすめの車種について、個性を出すためのミニバン車のカスタム例も含めて解説します。

ミニバン車とは

アメリカでは全長が5m以上、全幅が2m以上のボディを持つバンが基準とされていることから、それよりもコンパクトなサイズの自動車がミニバンと名付けられました。日本でもミニバンという呼び名が浸透しましたが、実際の車は大きく感じることも多く、名前とのギャップを感じる方は少なくないかもしれません。
 
ミニバン車は多くの人と荷物を運ぶことを目的としており、車内空間も広めなことからファミリーカーとして高い人気を集めています。荷物をたくさん積めるため、キャンプのようなアウトドアを趣味とする方からも重宝されています。
 
ミニバン車の中でも幅広いサイズが存在し、ライフスタイルに合わせて車選びができる点も評価されている理由の1つでしょう。
 
さまざまな自動車メーカーがミニバン車を発売していますが、特に高い人気を誇るのはトヨタの「アルファード」と「ヴェルファイア」でしょう。なお、トヨタでは2024年現在で「アルファード」と「ヴェルファイア」を含む、様々なミニバン車を提供しています。
 
トヨタが提供しているミニバン車の例は以下の通りです。

●アルファード
●ヴェルファイア
●ヴォクシー
●グランエース
●シエンタ
●ノア
●ハイエースワゴン

なお、それぞれの車種の中でもいくつかのグレードがあり、特徴や機能面はもちろん、価格にも大きな違いが生まれます。
 

おすすめのミニバン車

ミニバンは大きさごとにコンパクトサイズ、ミドルサイズ、ラージサイズに分かれます。人気が高いトヨタの「アルファード」や「ヴェルファイア」はラージサイズに該当するため、これらを念頭に置きつつ他人と被ることを避けるのであれば、同じくラージサイズに該当する日産の「エルグランド」がおすすめです。
 
重厚感と迫力のある外観はミニバン車らしい存在感を放っており、低重心を意識した内部構造は高い安定性と操作性を実現しています。高級なミニバン車として高い評価を集めているため、満足度の高いカーライフを送れるでしょう。
 
ただし、日産の「エルグランド」もトヨタの「アルファード」や「ヴェルファイア」と並ぶほどの人気を誇るため、「他人と被る」という観点では懸念材料になるかもしれません。
 
とはいえ、友人や知り合いで「エルグランド」に乗っている人が少なければ、体感的には被っていると感じることは少ないでしょう。
 
最低価格が「アルファード」は540万円、「ヴェルファイア」は655万円なのに対し、「エルグランド」は408万2100円と価格が抑えめな点もおすすめする理由の1つです。
 
ただし、あくまで最低価格を比較しただけであるため、スペックなどを基準に比較すると、価格面での評価は変動する可能性があります。
 

ミニバン車のカスタム例

ミニバン車におけるカスタムの一例を以下にまとめました。

●エアロパーツを装着する
●地上高を下げる
●マフラーを変える
●ホイールを変える
●内装のシートやパネルを加工する

上記はあくまで一例ですが、少し手を加えるだけでも印象はかなり変わります。手を加える部分が多くなるほど、唯一無二のデザインや印象を持つ車に変わっていくでしょう。ミニバン車に限らず、個性はカスタム次第で充分に出せるといえます。
 

近いサイズ感で選ぶなら、エルグランドがおすすめ

人気が高いトヨタの「アルファード」や「ヴェルファイア」は他人と被る可能性が高いため、これらを避けてミニバン車を購入するなら、サイズ感が近い日産の「エルグランド」をおすすめします。重厚感のあるミニバン車らしい外観と、低重心による操作性の高さが理由の1つです。
 
しかし、「エルグランド」も人気が高い車種のため、他人と被る可能性は少なからずあるでしょう。その場合には、カスタムを施すことで個性が生まれます。ぜひ、実践してみてください。
 

出典

日産自動車株式会社　ELGRAND グレード一覧
トヨタ自動車株式会社　ラインアップ
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー