どうして「アルファード」は人気なのでしょうか？ 子供のいる家庭だけに人気なのでしょうか？
配信日: 2024.09.21
この記事では、アルファードがなぜ多くの人々に支持されているのか、その人気の理由を詳しく解説します。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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家族連れに高い人気を誇るアルファード
日本トレンドリサーチは、グーネット中古車と共同で「この夏、家族旅行で乗りたい国産車」に関するアンケートを実施しました。全国の30代から60代の男女600人を対象に調査した結果、トヨタの「アルファード」が全ての世代で25票以上を獲得し、1位に選ばれました。
アルファードが全世代に選ばれた理由として、アンケート回答者からは「広くて高級感がある」「ミニバンの中でも高級車の部類」「長旅でも疲れにくい」「快適で安全性が高い」といった声が寄せられました。
役員車としても人気のアルファード
かつて役員車といえば、ベンツやクラウン、レクサスなどのセダンタイプが主流でした。しかし最近では、高級ミニバン「アルファード」が役員車として注目を集めており、政治家や芸能人の間で利用者が増えているようです。
では、なぜアルファードが役員車として人気を博しているのでしょうか。ここではその理由についてご紹介します。
ゆったりとした室内空間
アルファードの最大の魅力は、その広々とした室内空間です。レクサスやベンツと比べても圧倒的な広さを誇り、車内での業務や打ち合わせも快適に行えます。また、サードシートも広く設計されているため、大人数にも対応可能です。
乗り降りのしやすさと快適な乗り心地
アルファードは室内が広く高さもあるため、腰をかがめなければ乗れないセダンタイプの車に比べて、非常に楽に乗り降りができるようです。また、高級ミニバンならではの快適な走行で、後部座席でも疲れを感じにくいという特徴もあります。オットマンやシートは電動で容易に調整できるため、移動中の仮眠にも最適です。
高級感のある外観
アルファードは、その特徴的なフロントデザインが目を引きます。大型のメッキグリルは強い存在感を放ちながらも、高級感を感じさせる外観です。また、質感にこだわった塗装も魅力の一つで、高級サルーンを意識したデザインが施されています。
資産価値の高さ
アルファードはリセールバリューの高さでも評価されています。中古車市場でも需要が高く、役員車を資産と考えた場合、アルファードは非常に価値の高い車といえるでしょう。
次の項目ではリセールバリューについて見ていきましょう。
アルファードはリセールバリューが高い
リセールバリューとは、車を売却する際にどれくらいの価格で売れるかを示す数値です。この数値を把握することで、将来的にその車がどの程度の価格で売却できるか予測することができます。
購入から時間が経っても売却価格が大きく下がらない車は、中古車市場でも人気があります。それでは、そのリセールバリューの実際の数値を見てみましょう。
株式会社IDOMが展開する中古車販売店のガリバーの査定・買取実績データから算出された、2024年8月現在のアルファードのリセールバリューは、表1の通りです。
表1
| 最小値 | 最大値 | |
|---|---|---|
| 1年～3年落ち(2021年～) | 59.9％ | 152.4％ |
| 4年～5年落ち(2019年～2020年) | 52.0％ | 100.3％ |
| 6年～8年落ち(2016年～2018年) | 30.6％ | 92.6％ |
| 9年落ち以上(～2015年) | 2.6％ | 67.8％ |
出典：株式会社IDOM Gulliver「アルファード（トヨタ）のリセールバリューランキング」を基に筆者が作成
以上のことから、アルファードは年数が経過しても比較的リセールバリューを維持していることが分かります。
アルファードはファミリーカーとしてだけでなく役員車としても高い人気を誇る
アルファードは、ゆったりとした室内空間や乗り降りのしやすさ、高級感のある外観といった特徴から多くの人々に支持されています。さらに、リセールバリューの高さもアルファードの魅力の一つです。年数が経過してもその価値を大きく損なわず、特に中古車市場での需要が高いことがデータからも明らかです。
リセールバリューの高いアルファードは、実際に子供のいる家庭から高い支持を得ている一方で、役員車としても人気があります。家族旅行からビジネスシーンまで幅広く活躍することを考えれば、資産価値の高い車だといえるでしょう。
出典
株式会社プロトコーポレーション グーネットマガジン 家族旅行で乗りたい国産車ランキング1位は？日本トレンドリサーチ
株式会社IDOM Gulliver アルファード（トヨタ）のリセールバリューランキング
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
