更新日: 2024.09.19 その他

「調味料」が冷蔵庫に入り切りません…醤油もみりんも料理酒も全部冷蔵保存が必要なのでしょうか?

冷蔵庫を使いやすいように整理しておきたいと思っても「いつの間にか調味料が増えていていっぱいになっている」という経験がある人もいらっしゃるでしょう。同じ種類の調味料でも、開封後のものとストック用に購入した未開封のものが入り交じっていることもあるかもしれません。
 
冷蔵庫の中が調味料でいっぱいになってくると、ほかの食材が入れにくくなるなど使い勝手が悪くなる可能性があります。
 
本記事では、冷蔵保存が必要な調味料と常温保存できる調味料についてご紹介するとともに、冷蔵庫が調味料でいっぱいになってしまった場合の対処法もまとめました。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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冷蔵保存が必要な調味料は?

まずは、おもな調味料の種類ごとに、開封後の冷蔵保存が必要かどうかと使用期間の目安を確認していきましょう。

【しょうゆ】

・保存方法:冷蔵保存
 
・使用期間:約2ヶ月
 
(密封ボトルの場合は常温での保存が可能。使用期間は90日~120日)

【みりん】

・保存方法:直射日光の当たらない冷暗所で保存
 
・使用期間:約2ヶ月

【料理酒】

・保存方法:直射日光の当たらない冷暗所で保存
 
・使用期間:約2ヶ月

【トマトケチャップ】

・保存方法:冷蔵保存
 
・使用期間:約1ヶ月

上記のように、みりんや料理酒は冷暗所で保存すれば冷蔵庫に入れる必要はないようです。
 

調味料が冷蔵庫に入り切らない場合の対処法

経済産業省資源エネルギー庁によると、冷蔵庫にものを詰め込んだ場合と半分にした場合を比較すると、年間の電気代に約1360円の差が出るそうです。
 
そのため、冷蔵保存の必要性がない調味料を別の場所で保存しても、まだ調味料で冷蔵庫がいっぱいになっている場合は、次のような対処法がおすすめです。
 

容量の少ない調味料を購入する

冷蔵庫が調味料でいっぱいになってしまいがちなときは、できるだけ容量の少ない調味料を購入するようにして、スペースを確保できるようにすることをおすすめします。
 
あるネットスーパーで販売されている商品を例に、容量によってどのくらい価格に差があるのか確認してみましょう(価格はすべて2024年9月時点のもの)。

【減塩しょうゆ】

・620ミリリットル:420円(税込み)
 
・450ミリリットル:344円(税込み)

【本みりん】

・1000ミリリットル:438円(税込み)
 
・500ミリリットル:361円(税込み)

【純米料理酒】

・1000ミリリットル:301円(税込み)
 
・500ミリリットル:214円(税込み)

【トマトケチャップ】

・500グラム:279円(税込み)
 
・300グラム:258円(税込み)

容量が少ない分、値段も安くなる商品が多いようです。
 
先述したように、開封後の使用期間の目安が決められている調味料もあります。節約にもなるため、使用期間内に使い切れない可能性があるものは、最初から容量の少ない商品を選んだ方がよいかもしれません。
 

小さいボトルに入れ替える

調味料をある程度使って量が減ってきたら、小さめのボトルに入れ替えて保存する方法もあります。形や大きさを同じボトルでそろえると冷蔵庫に収納しやすいだけでなく、見栄えも良くなるのでおすすめです。
 
入れ替え用のボトルは、調味料が空気に触れないよう密封性に優れたものを選びましょう。また、いつ開封したものかが分かるように、ボトルに日付を記載したラベルを貼っておくなどすると安心です。
 

みりんや料理酒など、冷蔵保存しなくてよいものもある

調味料が増えすぎて冷蔵庫に入り切らなくなってきたときは、冷蔵保存の必要がない調味料も入れてしまっていないか確認してみましょう。みりんや料理酒などは冷暗所での保存がすすめられています。
 
それでも調味料で冷蔵庫がいっぱいなら、容量の少ない調味料を購入するようにしたり、ある程度使ったら小さめのボトルに入れ替えたりする方法を考えてみましょう。ボトルに入れ替える際は、密閉保存できるものを選び、いつ開封したものか分かるようにラベルに書いて貼っておくと安心です。
 

出典

経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約 冷蔵庫
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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