姉が出産したのですが、「出産祝い」は1万円程度でも大丈夫ですか? せっかくならオムツなど“実用品”のほうが助かるのでしょうか?
配信日: 2024.09.18
本記事では大切な出産祝いを選ぶ参考として、きょうだい間の出産祝いについて解説します。
執筆者:新川優香()
出産祝いの相場は?
出産祝いの相場は、渡す相手との関係性によって異なり、一般的な相場は次のようになっています。
図表1
筆者作成
きょうだいへ贈る出産祝いの金額は、1万円~5万円が相場となっています。ただしこれらはあくまでも目安なので、お祝いの気持ちや家庭の状況に合わせて金額を決めるのがいいでしょう。
人気の出産祝い
出産祝いを贈るからには、相手方に喜ばれるものを渡したいものです。出産祝いとしてふさわしいものには何があるのでしょうか。ここでは参考として「もらって嬉しかった出産祝い」を紹介します。
ギフトコンシェルジュの調査によると、もらって嬉しかった出産祝いの1位は「現金」、2位は「商品券・ギフトカード」となっています。現金や商品券は好みのベビー用品を選んで買うことができたり、子どものための貯金や家族旅行など自由に使えたりするため人気のようです。
3位にランクインしたのは紙オムツなどの消耗品、4位ベビー服や肌着、5位にベビーカーなど育児グッズと続いています。筆者の経験上、紙オムツや肌着の替えはいくつあっても足りないと感じていたので、出産祝いとしてはうれしく感じました。ただし、オムツのメーカーや肌着の素材にこだわる親もいることを念頭に入れておきましょう。
また、筆者の子どもたちは平均よりも小さめだったため、「テープタイプのⅯサイズ」のオムツをもらったもののサイズが合わず、小柄なまま「パンツタイプのSサイズ」のオムツに移行したので、結局タンスの肥やしとなっただけで使わずじまいとなってしまいました。
消耗品とはいえ、これらを贈る際は好みのメーカーや必要なサイズを確認してから贈るのがベターでしょう。
2人以降は欲しいものが異なるかも
2人目以降の赤ちゃんの出産祝いを選ぶ際には、一通りの育児必需品がそろっていることを想定して品物選びをする必要があります。この場合は長く使えるベビーグッズよりも、現金や消耗品が喜ばれることがあるでしょう。
また、ベビー服を贈る場合は新生児のものだけでなく、上の子とお揃いのデザインの服を選ぶのも、趣向があるお祝いとしておすすめです。
きょうだいの場合は欲しいものを聞くのが無難かも
きょうだい間での出産祝いの相場は1~5万円となっています。またきょうだい間であれば、見栄や建前でなく「本音」を言い合えるという人も多いと思うので、きょうだいにとって本当に必要なものを聞いて、欲しいものを贈るというのもいい方法かもしれません。
金額にとらわれず、気持ちの込めた贈り物ができるといいですね。
出典
リンベル株式会社 ギフトコンシェルジュ〔リンベル〕 もらってうれしい出産祝い人気ランキング
執筆者:渡辺あい
ファイナンシャルプランナー2級