カンタン節約!まとめ払いや年払いで支払う金額を減らそう
配信日: 2019.01.04 更新日: 2019.01.07
そんなときに大きな節約になるのが、年払いやまとめ払い。保険料や受信料など、半年払い・1年払いなどまとめて払っておけば、かなりの節約になりますよ。
Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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年払いで約2000円お得!NHK受信料(衛星放送)
NHKの衛星放送の受信料(平成30年)は2230円/月、支払いは、1ヶ月、2ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の4パターン。
支払う方法としては、口座振替、コンビニ払い、クレジットカード払いがあります。コンビニ払いは用紙代の発行代として100円ほど多く取られるので、節約するなら口座振替かクレジットカード払いを選びましょう。
6ヶ月払い、12ヶ月払いを選ぶとさらにお得になります。2230円を6回払うと1万3380円、12回払うと2万6760円ですが、6ヶ月払いは1万2730円、12ヶ月払いは2万4770円なので・・・。
6ヶ月払い 1万3380円 – 1万2730円= 650円
12ヶ月払い 2万6760円 – 2万4770円 = 1990円
6ヶ月払いだと650円年間で1300円、12ヶ月払いだと年間1990円もお得になります。また、2017年度からはYahoo!公金払いというシステムもスタート。なんと、Yahoo!のポイントからも支払えるようになっているそう。
生命保険や損害保険は年払い、前払いで割引に
保険に関しては、「年払いすると安くなる」と知っている人も多いかと思います。保険の種類によって割引が違いますので、主なものだけ紹介します。
【生命保険】
生命保険を年払いにすると、保険会社によって異なりますが12回に分けて支払うより2〜5%ほど安くなるところが多いようです。
【自動車保険(損害保険)】
自動車保険も年払いで安くなる保険のひとつ。こちらも保険会社で異なりますが、4〜8%ほど安くなるところが多くなっています。
【火災保険(損害保険)】
火災保険は元々年払いですが、保険会社によって2年契約、5年契約、10年契約があり、契約期間が長くなればなるほど割引が大きくなります。10年払いなら最大18%ほどの割引に。
国民年金は前納割引制度を活用しよう
国民年金には前納割引という前払いの制度があり、これを利用することで支払う金額が少なくなります。
初めに知っておきたいのは国民年金の支払い方法は、全部で5つということ。(1)2年前納(4月~翌々年3月分)(2)1年前納(4月~翌年3月分)(3)6ヶ月前納(4月~9月分、10月~翌年3月分)の前納のほか、(4)当月末振替(早割)(5)翌月末振替 があります。(5)の翌月末振替には保険料の割引はありません。
現在の保険料は1万6340円として計算します。
1万6340円を24ヶ月払うと1万6340円 × 24 = 39万2160円
(1)2年前納の納付額 37万7350円(2年間で1万5650円お得に)
(2)1年前納の納付額 19万1970円(2年間で8220円お得に)
(3)6ヶ月前納の納付額 9万6930円(2年間で4440円お得に)
(4)当月末振替(早割) 1万6290円(2年間で1200円お得に)
※保険料は毎年見直しがあるので、その年のものを確認してください。
※割引額は年利4%の複利現価法によって計算
ガソリン代もまとめ払いで安くなる!
車のガソリン代が高い今、各ガソリンスタンドが発行しているプリペイドカードを上手に利用しましょう。プリペイドカードを発行しておけば現金払いよりも安くガソリンを入れることができますし、購入金額が大きいほど割引率も大きくなります。毎回同じスタンドで入れる人にはオススメの節約方法です。
ただし、購入金額が大きいプリペイドカードの紛失には気をつけてくださいね。
まとめ
保険料などは必ず支払わなければならない固定費のひとつ。まとめて払うほど、割引になる金額も増えていきます。ただし、まとめて払う場合には、大きな出費となりますので日頃から貯金しておくこと、ボーナスなどを取っておくことなど支払うための準備も必要です。計画的に準備し、無理のないように支払いましょう。
参考URL
NHK 「NHK放送受信契約・放送受信料についてのご案内」
日本年金機構
Text:FINANCIAL FIELD編集部