更新日: 2024.09.03 その他

遊園地の「年間パスポート」を家族全員分だと「高額」なのでいつも迷っています。本当に「元が取れる」のでしょうか?

遊園地の「年間パスポート」を家族全員分だと「高額」なのでいつも迷っています。本当に「元が取れる」のでしょうか?
テーマパークや遊園地、水族館といった、特定の施設を訪れる頻度が高い人は入場料やパスポート、施設利用券などの費用負担が気になるのではないでしょうか。そこで、費用負担の軽減のために年間パスポートを購入して有効活用したいと考える人もいることでしょう。
 
年間パスポートを購入すれば、原則として1年間の入場や施設利用に必要な代金が含まれます。1日限りのパスポートや入場券などを複数回購入するよりもお得であり、一定回数以上通えば支払った金額の元を取れる可能性が高いです。
 
そこで本記事では、年間パスポートの特徴をはじめ、どのような利用特典があるのかについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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年間パスポートとは?

年間パスポートとは、1日限りではなく1年間にわたって有効なパスポートです。テーマパークや遊園地、水族館、公園などの施設で年間パスポートを発行しており、購入することによって発行日または指定日より1年間の出入りができます。
 
年間パスポートの料金設定は、施設によって5000円から5万円程度までと幅広く、高額なものまであります。それぞれ利用条件を設けている点に注意しなければなりませんが、年間パスポート購入者向けの特典もあるなど、その施設を好む人であれば購入価値は高いといえるでしょう。
 

一定回数以上通えば高額でも元が取れる

年間パスポートの料金は施設ごとに異なりますが、一定回数以上通える可能性が高い人なら元を取れる可能性が高いです。年間パスポートは、1年あたりの入場や利用回数に制限を設けていません。極論をいえば、1年間に訪れた回数が5回でも50回でも支払う料金は同じであるということです。
 
例えば、1日に限り利用できるパスポートが9000円、年間パスポートが5万円だった場合、6回以上通えれば料金の元を取れる計算(9000円×6回=5万4000円)です。さらに通う回数が多ければ、当然ながらお得さは増していきます。
 

年間パスポートを購入して利用できる特典

年間パスポートは一定金額を払うことで1日限りのパスポートを購入しないで済む以外にも、購入者しか利用できない特典を多数用意しています。特典の内容は施設によって異なりますが、一例は以下のとおりです。

・割引特典を受けられる
 
・限定イベントへの参加
 
・限定グッズのプレゼント

以下で、特典別に内容を解説します。
 

割引特典を受けられる

購入者、またはその同伴者が割引特典を受けられる施設が多々あることも、年間パスポートで利用できる特典の一つです。例えば、自分の同伴者が1日限りのパスポートを9000円で購入しようとしていて10%割引特典があるなら、実際に支払うのは8100円で済みます。
 
その他にもグループ施設を優待料金で利用できる、駐車場の回数券の割引販売している、レストランの割引といったお得な特典を用意している場合があります。年間パスポートを購入する前に対象施設の特典内容を確認しておくとイメージしやすいでしょう。
 

限定イベントへの参加

スペシャルイベントや季節ごとのイベントを開催する施設であれば、年間パスポート購入者のみが参加できたり、先行体験させてもらえたりする場合があります。1日限りのパスポートを購入した人はイベントの参加資格がないことも多く、年間パスポート購入者ならではのうれしい特典といえるでしょう。ただし、抽選に当選した場合のみ参加となるケースもあるなど、参加が確実でないこともある点に注意が必要です。
 

限定グッズのプレゼント

年間パスポート購入時に、オリジナルの限定グッズをプレゼントしてもらえる場合があります。年間パスポートを購入しないと手に入らないグッズなどは、希少価値が高くなるものもあり、自分のコレクションの一つに加えられるでしょう。
   

除外日は利用できない

年間パスポートのなかには、あらかじめ利用できない除外日を設けている場合があります。例えば、年末年始やゴールデンウィーク、お盆休み、シルバーウィークといった集客が高い日が除外日の対象です。
 
除外日は、公式サイトや年間パスポート購入時に確認できます。後から「年間パスポートの利用除外日に重なってまったく使えなかった」とならないためにも、必ず事前に確認・納得してから購入手続きを進めましょう。
 

年間パスポートはお出掛け条件に合わせて購入しよう

年間パスポートは1年間にわたって有効なので、テーマパークや遊園地、水族館といった施設に入場する際に1日限りのパスポートを購入する必要がありません。訪れる頻度が高いのであれば、高額だったとしても元を取ることが十分に期待できるでしょう。
 
まず、1日限りのパスポートの料金を確認し、そのうえで1年間のうち施設を訪れる回数を調べてみてください。そうすることで1日限りのパスポートと年間パスポートのどちらを購入するのがお得なのかが分かるようになります。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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