更新日: 2024.07.29 その他
「きゅうり」は買うより家庭菜園がコスパ良し? 採れすぎて困ることもあるの?「スーパー」で買う場合との費用を比較
本記事では、スーパーで買う場合と家庭菜園の場合でコストパフォーマンスを比較します。また、採れすぎて困ることもあるのか、余った場合の大量消費方法も解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
目次
きゅうり栽培の初期費用
きゅうりをプランターで栽培すると想定して、ネット販売価格を基に初期費用を試算しました。
・プランター 715円
・鉢底石 880円
・じょうろ 880円
・支柱 2640円
・培養土 1280円
・液体肥料 477円
・きゅうり苗 346円×2株
合計 7564円
前記のうち培養土、液体肥料、きゅうり苗が、2年目以降にも費用がかかるものです。
合計 2449円
百円ショップに売っているものもありますので、安価に始めたい人は探してみるのもよいでしょう。
きゅうりの値段を家庭菜園とスーパーで比較
きゅうりの値段は、家庭菜園とスーパーでの購入どちらが安くなるでしょうか? スーパーの特売価格と相場を市場調査しました。
・特売価格 37円/本
・相場 50~60円/本
きゅうり1本当たり55円、とすると、ひと夏で何本収穫できればコストパフォーマンスがよいということになるでしょうか?
1年目 7564円÷55円=137.5本
2年目 2449円÷55円=44.5本
結果、最低でも45本収穫できればよさそうです。
【家庭菜園での価格】
きゅうり1株から採れる栽培量は、習熟度と条件によって差があります。プランターでは2株植えられるので、ひと夏で2株からどれだけ収穫できるか、という想定で比較したのが図表1です。
図表1
筆者作成
スーパーで買うより安く済ませるためには、上級者までレベルアップする必要がありそうです。ベテラン農家の技術がいかに高いかが分かりますね。
きゅうりが採れすぎて困ることもある?
図表1の通り、収穫量が比較的多いのは露地栽培です。プランター栽培なら、困るほどの収穫量にはならないと思われます。露地栽培で1株だけ植えるということはないでしょうから、露地栽培で、何本も同時に育てる場合のみ「採れすぎて困る」ことになりそうです。
きゅうりの大量消費ができる作り置きレシピ2つ
きゅうりを大量消費できる簡単レシピを2つ紹介します。どちらもわが家で頻繁に作っているレシピです。
塩こうじを使うと、きゅうりが甘く感じられます。
・きゅうり
・塩こうじ(きゅうり1本につき小さじ1)
きゅうりをスライスし、塩こうじでもむだけです。アレンジとして、大葉・みょうが・しょうがなどの薬味、鶏ささみ・ツナなどのたんぱく質を加えるのもおすすめです。
こちらも混ぜるだけの簡単レシピです。
・きゅうり
・ごま油(きゅうり2本につき大さじ1)
・しょうゆ(きゅうり2本につき大さじ1)
きゅうりを輪切りにし、ごま油・しょうゆと一緒に袋に入れておきます。子どもでもポリポリ食べられて、あっという間に食卓からなくなります。
きゅうり栽培にチャレンジしてみよう
成長が早いきゅうりは、苗を植えてから約40日で収穫でき、初心者にもおすすめです。支柱立て、摘果、整枝、摘芯、追肥などなど手間はかかりますが、自分で育てればおいしさもひとしおでしょう。朝晩の水やりが苦にならないという人は、きゅうり栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー