更新日: 2024.07.23 その他
自宅に「ビールサーバー」を設置しようか悩んでいます。「レンタル費用」はどれくらいかかるでしょうか?
そこで今回は、ビールサーバーのレンタル費用について紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ビールサーバーの種類
ビールサーバーにはいくつかの種類があります。大きく分けると「直出し式」「氷冷式」「電気式」「空冷式」の4つです。ビールサーバーの違いの1番のポイントは「冷やし方」といわれています。
「直出し式」は、樽を氷で冷やしながら抽出するサーバーです。サーバー本体に冷やす機能がないため、他のサーバーに比べるとそこまで冷えず、時間が経つとぬるくなります。
「氷冷式」は、内部にある生ビールが通る管を氷で冷やしながら抽出するサーバーです。氷さえあれば場所や時間を選ばずおいしい生ビールが楽しめるため、屋外やバーベキューなどのイベント時の利用に向いています。
「電気式」は、内部にあるビールが通る管を電気で作られる氷で冷やしながら抽出するサーバーです。居酒屋やラーメン屋さんなど屋内の店でよく使用されています。
「空冷式」は樽ごと冷蔵庫に入れて冷やしながら抽出するサーバーです。樽内のビールの温度が一定に保たれています。開栓した後も長い期間、新鮮な生ビールを楽しむことができるため、毎日自宅でビールを飲まれる方に最適です。
家庭用ビールサーバーのレンタル費用
簡易的に利用できる家庭用ビールサーバーのレンタル費用はどれくらいかかるのでしょうか。大手メーカーの「キリン」と「アサヒ」がサービスしているビールサーバーのレンタル費用について紹介します。
キリン
キリンが運営する「ホームタップ」というサービスのレンタル月額費用は、ビールの量と種類によって変動します。ここでは「月4Ⅼコース」で「一番搾りプレミアム」という種類のビールを選択した場合の費用を確認しましょう。「月4Ⅼコース」「一番搾りプレミアム」のレンタル月額費用は8250円(税込)です。費用の内訳を表1にまとめました。
表1
基本料金 | 3190円 |
サーバーレンタル料 | 無料 |
ビール料金 | 税込5060円(注文するビールや追加注文の数量によって変動する) |
表はキリン ホームタップ「ご利用料金について」を基に筆者が作成
基本料金は、「毎月2回のビール配送料」と「ビールサーバー部品一式」、「契約者専用サポートデスク」が含まれています。最低契約期間の12か月以内に解約した場合には、解約手数料として1万6500円(税込)を負担しなければなりません。
13か月目以降は、各月15日までに解約申請をした場合、当月内での解約受付となり、16日以降の場合は翌月の解約受付となります。初回ビールが届く日と同日にオリジナルペアグラスが貰えます。
アサヒ
アサヒが独自開発した「本格リッチサーバー」のレンタル月額費用は7980円~(税込)です。費用の内訳を表2にまとめました。
表2
月額基本料金 (サーバーレンタル料を含む) |
税込2990円 |
ビール料金(2Ⅼ×2本) | 税込4990円(1杯あたり税込312円) |
メンテナンス代 | なし(最低契約期間の6か月以内にご利用を止めた方は、税込8500円を負担) |
配送料 | なし(定期便以外の追加分の配送料は税込700円) |
定期便への追加分(2Ⅼ×1本) | 税込1980円(1杯当たり税込248円) |
表はアサヒ ドラフターズ「本格泡リッチサーバーのレンタル費用」を基に筆者が作成
毎月2回、指定した日にちおよび時間帯に届きます。基本のお届け内容は、1回あたり2Ⅼ×1本ですが、追加分は1回あたり2Ⅼ×16本までです。ビールの基本料金が1本あたり2945円(税込)に対して、定期便に追加する場合は1本あたり1980円(税込)とお得になります。
さらに、送料がかからないため、よりお得です。ただし、定期便以外に追加する場合には、送料が700円(税込)かかります。
サーバーが届く日と同日にオリジナルジョッキや、オリジナルタンブラー、ミニガスなどが入ったスターターキットが貰えます。
レンタルがおすすめ!
自宅で毎日ビールを飲むという方は、「電気式」と「空冷式」のビールサーバーがおすすめです。ただし、業務用のビールサーバーは、重いうえに持ち運びがしにくく、設置するためには自宅の中に広いスペースを確保する必要があります。また、業務用は個人宅への設置を行っていない業者が多いようです。
一方、レンタルは、コンパクトで持ち運びお手入れも簡単です。お店で飲むようなビールを自宅で手軽に楽しみたいのであれば、レンタルをおすすめします。
出典
ビールサーバードットコム ビールサーバーの種類
キリン ホームタップ ご利用料金について
アサヒ ドラフターズ 本格泡リッチサーバーのレンタル費用
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー