更新日: 2024.07.12 その他

映画料金はなぜ値上がりした? 昔は1000円程度だったのに今は2000円に…!

映画料金はなぜ値上がりした? 昔は1000円程度だったのに今は2000円に…!
久しぶりに映画館で映画を観ようと思ったら料金が2000円と表記されており、観るのをためらってしまったという人もいるでしょう。昔は、1000円ほどで観られたはずと感じている人もいるかもしれません。
 
本記事では、映画館での映画代が値上がりしている理由や、映画館でお得に映画を観るためのポイントを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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日本の映画料金の推移

小売物価統計調査(動向編)をもとに、7年間の映画料金の平均費用を表1にまとめました。
 
表1

2024年5月 1933円
2023年5月 1867円
2022年5月 1867円
2021年5月 1833円
2020年5月 1850円
2019年5月 1800円
2018年5月 1800円

※e-Stat政府統計の総合窓口「小売物価統計調査 / 小売物価統計調査(動向編)」をもとに筆者が作成
 
映画の平均費用は7年間で100円以上アップしていると分かります。
 

映画料金が値上がりしている理由

昔は1000円ほどで観られた映画料金が、近年2000円近くに値上がりしている理由としては、運営コストの増加が挙げられます。
 
水道光熱費や人件費が値上がりし、為替変動による仕入れコストの上昇と相まって、運営コストが長期的に増加しているのです。コスト増加により現行の価格体系を維持するのが難しくなり、値上げをする映画館が増えていると考えられるでしょう。
 

値上がりしても映画をお得に観る方法

ここでは、映画館でお得に映画を観る方法を紹介します。映画好きで定期的に映画館で映画を観てきた人は、今後も鑑賞を続けていきたいと考えるでしょう。定期的に映画館で映画を観たい方は、費用を抑えるポイントをチェックしておきましょう。
 

映画館のサービスデーを活用する

映画館で映画を観るときは、各映画館のサービスデーを利用しましょう。例えば、毎月1日に割引が行われたり、特定の曜日が割引になったりするサービスがあります。
 
そのほかにも、レイトショーや早朝映画などが割引になる映画館もあります。各映画館独自のサービスも存在するため、いつも使っている映画館のサービス内容をチェックしておきましょう。サービスデーを活用すると、およそ500円から800円ほどお得に映画を観られる場合があります。
 

映画館の会員になる

各映画館の会員になるとお得な割引を受けられます。入会金や更新料はかかりますが、数百円程度のため、1年間に複数回映画を観るという方はお得に利用できます。
 
例えば、3回観たら割引クーポンがもらえる、6回観たら映画代が1回無料になるなどの会員特典を利用できることが魅力です。ほかにも入会時や毎月1日に映画を観られるクーポンが配布されたり、会員限定で鑑賞料金が割引になる曜日が設けられていたりします。
 

ムビチケを購入する

お得に映画を鑑賞するならムビチケの購入も一つの手段です。ムビチケ前売り券を利用すると、一般料金が300円から500円ほど割引になるとされています。割引金額は各映画館によって異なるため、利用する映画館の情報をチェックしましょう。
 
なお、ムビチケ前売り券はあくまで前売り券であるため、観たい映画の公開日前日までに購入する必要があります。ムビチケ前売り券の購入は、ムビチケのWebサイトやコンビニ、Amazon、ムビチケ対応の各映画館などで行えます。
 

クレジットカードの特典を利用する

クレジットカードの種類によっては、特典で映画をお得に観られる可能性があります。例えば、6回観たら1回無料、特定の映画館であればいつでも1000円で観られる、毎月1回無料になるなどの特典があります。
 
クレジットカードの中には、カードを提示すれば現金払いでも特典が適用される場合と、事前に会員サイトで申し込みを行い、カードで払いを済ませておかなければならない場合があります。クレジットカードの特典を利用して映画を観る際はどちらに該当するのか事前に確認しましょう。
 

運営コストの増加により映画代が値上がりしている

現在映画館の映画代は運営コストの増加により値上がりしています。昔は1000円程度で観られたのに今は2000円もかかると落ち込んでいる人もいるかもしれません。
 
しかし、映画館ごとのサービスやクレジットカードの特典前売り券などを利用すれば、現在でもお得に映画を観られる場合があります。今後も映画館で映画を観たいと考えている人は、各サービスを活用しましょう。
 

出典

e-Stat政府統計の総合窓口 小売物価統計調査 / 小売物価統計調査(動向編)全国統一価格品目の価格【2024年5月】
e-Stat政府統計の総合窓口 小売物価統計調査 / 小売物価統計調査(動向編)全国統一価格品目の価格【2022年5月】
e-Stat政府統計の総合窓口 小売物価統計調査 / 小売物価統計調査(動向編)全国統一価格品目の価格【2020年5月】
e-Stat政府統計の総合窓口 小売物価統計調査 / 小売物価統計調査(動向編)全国統一価格品目の価格【2019年5月】
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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