更新日: 2024.07.10 その他
近所のカー用品店でのバッテリー交換費用は「3000円」でした。頑張れば自分で交換できるでしょうか?少しでも安くおさえたいです
しかし業者に頼むと、バッテリー代とは別に交換作業料がかかるでしょう。節約するために自分でバッテリー交換をする人もいますが、どれほどの節約になるか気になっている人もいるでしょう。
本記事ではバッテリー交換の作業費や、自分で行う場合の費用をご紹介します。また自分で作業する場合のリスクについても解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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バッテリーは自分で交換する方がおすすめ?
バッテリー交換を業者に依頼すると、バッテリー本体とは別に、交換費用として約500円~2000円かかります。業者によってはさらにかかることもあるでしょう。
この費用を少しでも節約したいと思うかもしれませんが、自分で交換しても、古いバッテリーを無料で処分できないケースもあるため必ずしも節約になるとは限らないようです。
また、バッテリー交換には手間やリスクがあり、最終的に「業者に依頼した方がよかった」と感じてしまうケースも考えられます。自分でバッテリー交換する人が留意すべきポイントをご紹介します。
古いバッテリーを廃棄するにはお金がかかる
交換後は、古いバッテリーを処分しなくてはなりませんが、一般ごみと同じように処分できないおそれがあります。
古いバッテリーの回収を受け付けている自治体は少ないようです。例として、所沢市「よくある質問」では、「タイヤやバッテリーといった自動車部品は処分できますか?」という質問に対し、「クリーンセンターでの収集も自己搬入による引取りもできません。
自動車用品販売店等にご相談いただくか、廃棄物処理業者へ処分を依頼してください」という回答を述べています。業者に引き取ってもらう場合、費用がかかる可能性があります。費用は業者によって異なりますが、500~1500円ほどは見ておくといいかもしれません。
一方、カー用品店などでバッテリー交換作業をしてもらうと、古いバッテリーの引き取り料金が作業費用に含まれていることがあります。そのため「廃品業者に引き取ってもらったら、業者のバッテリー交換費用と大差なかった」というケースもありえます。
慣れない作業に時間がかかる
バッテリー交換に慣れている人はまだしも、初めて挑戦する人の場合は作業の仕方がよく分からず、時間がかかってしまうかもしれません。
多少やり方を知っていても、エンジンルームの構造や状態によっては、手間がより多くかかるケースが考えられます。またバッテリーは重量があるため、一人では持ち上げられないかもしれません。
業者に依頼した方が圧倒的に早い場合もあります。「業者に交換してもらえば、残りの時間で別の用事を済ませられる」と考えると、自分で交換する方がメリットがあると一概にはいえないでしょう。
作業するときに危険がある
バッテリーは電気系統のパーツであり、作業にはある程度危険が伴います。素人作業の場合、誤ってショートさせてしまい、感電したり火災が起きたりするかもしれません。
また前述の通りバッテリーは重量があるため、手から滑り落ちてしまったら、車を傷つけたり足をけがしたりするケースも考えられます。持ち上げるときに腰や背中を痛めるかもしれません。
必要な費用や手間を考えて自分で作業するか判断しよう
バッテリー交換を自分で行う場合、処分にかかる費用と、業者でかかる費用を比較しましょう。費用は結局のところ同じくらいになる可能性があります。むしろ処分場所に持っていく交通費などを考えれば、割高になるケースも考えられます。
さらに、交換に伴う費用やリスクについても無視できません。知識や経験がない状態で作業した結果、けがをしたり車を傷つけたりしては本末転倒です。
「難しいかもしれない」と感じたら、無理せずバッテリーを購入した店や自動車整備場などに依頼した方がいいかもしれません。
出典
所沢市 よくある質問 タイヤやバッテリーといった自動車部品は処分できますか?
執筆者:FINANCIAL FIELD
編集部ファイナンシャルプランナー