更新日: 2024.07.08 その他
車のタイヤ付近から“キュルキュル”と音が鳴るように。放置するとエンジンがかからなくなる? 原因や修理費用を知りたいです。
今回は車のタイヤ付近から“キュルキュル”と音が鳴る原因についてご紹介します。あわせて修理費用や、放置によって発生するトラブルについてまとめました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
目次
車のタイヤ付近から“キュルキュル”と音が鳴る原因は?
車のタイヤ付近から“キュルキュル”と音が鳴る原因は、ほとんどがベルト鳴きに該当すると考えられています。
ベルト鳴きとは、エアコンベルト・オルタネーターベルト・パワステベルトのいずれかが滑って発生する音のことです。ベルトの経年劣化や緩み・使用されているゴムの硬化などが関係し、プーリーと呼ばれる滑車の役割を担う部品が滑ることで異音が発生すると考えられるでしょう。
ベルトの劣化はもちろんのこと、オイルがベルトに付着している場合もベルト鳴きの原因になることがあるようです。なお、ベルトの劣化とは異なり、オイルが付着している場合は時間が経過することで音がしなくなることもあるとされています。
なお、ベルトは消耗品であるため、定期的に交換する必要があるでしょう。4年もしくは4万キロの走行を目安に、交換を検討することがおすすめです。
タイヤ付近からキュルキュル音が鳴る場合の修理費用
タイヤ付近からキュルキュル音が鳴るベルト鳴きが発生した場合の修理費用は、1本につき1万円前後になるようです。内訳としては、工賃とベルト代がそれぞれ5000円程度とされています。
ただし、修理費用は車種やメーカー・車の大きさなどによって異なる点も理解しておきましょう。車のサイズが大きくなればベルトも長くなる傾向にあるため、ベルト代も高くなりやすいようです。
また、修理をしてもキュルキュル音が鳴りやまない場合は、調整工賃が発生することもあります。この場合の費用は3000円前後が平均となるようで、依頼する工場や店舗によって若干変動する点も把握しておきましょう。
タイヤ付近からのキュルキュル音を放置するとどうなる?
タイヤ付近からのキュルキュル音を放置すると、劣化してしまったベルトの断裂につながる可能性があります。ベルトが断裂するとエンジンがかからなくなってしまい、車が走行できなくなってしまうでしょう。
公道でベルトが断裂してしまうと、事故の原因になりかねません。急に走行できなくなってしまうことで、自分だけでなく周囲を危険にさらしてしまう可能性があります。
また、修理代のほかにレッカー代の負担が発生してしまう可能性も考えられるでしょう。そのため、費用面の負担も増えてしまいます。
タイヤ付近からのキュルキュル音に気づいた場合は放置せず、できるだけ早めに点検・修理に出すようにしましょう。
タイヤ付近からのキュルキュル音はベルトの劣化が原因になりやすく、修理代は1万円前後が目安になる
タイヤ付近からキュルキュル音が鳴っている場合、原因のほとんどはベルトの劣化が関係しているようです。ベルト鳴きと呼ばれる状態に該当し、エアコンベルト・オルタネーターベルト・パワステベルトのいずれかが滑っている音と認識しておきましょう。
タイヤ付近からのキュルキュル音を放置していると、車の走行不可につながるかもしれません。そのため、気付いた場合は早めの対処が必要になります。
修理代は車種やメーカーによっても異なりますが、ベルト代と工賃を含めて1万円前後が目安になるようです。公道で走れなくなってしまうのは大変危険ですので、できるだけ早めに整備工場や修理してもらえる店舗へ持ち込みましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー