更新日: 2024.07.07 その他
【レジ確認のコツ】帰宅後にレシートを見たら、同じ商品が2回計上されていました。どうすればこうしたミスにすぐ気付けるでしょうか?
そこで本記事では、レジの打ち間違いに早く気づける方法を解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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レジの打ち間違いを完全になくすことは困難
現在、レジの多くには「POSシステム」が導入されています。POSシステムとは「Point of Sale(販売時点情報管理)」の頭文字を取ったもので、レジの会計機能をはじめ、リアルタイムで売り上げの状況確認や商品管理などが行えるシステムのことです。
POSシステムは、バーコードを読み込むだけで簡単に会計ができるため、個々のスタッフによる誤入力を防止しやすくなっていますが、人間が操作をするかぎり打ち間違いによるミスを完全になくすことは難しいでしょう。
また、各店舗や個々のスタッフによってレジ打ちのスキルに差があります。ほとんど研修を行っていない店舗もあれば、レジスキルを競う社内チェッカーコンテストなどを実施して、日々社員のスキルアップに注力している企業も存在します。
そのため、レジの打ち間違いを避けたい場合は、社内研修がしっかり行われ、スタッフのレジスキルが高い店舗で買い物をするようにしたほうが安心といえるでしょう。
レジの打ち間違いを避ける方法
レジの打ち間違いにすぐ気づくためには、以下の2つの方法があります。
会計時にその場でよく確認する
レジの打ち間違いに早く気づくためには、スタッフが商品を打ち込んだ際にレジに表示される金額をその場で一緒に確認するようにすると、間違いにすぐ気づくことができるでしょう。間違いをその場で指摘できれば、簡単に修正してもらうことができるので、返金のような面倒な手間がかかりません。
また、スーパーのなかには、スタッフが一つひとつ商品名や価格を読み上げるケースもあります。このようなオペレーションをしているスーパーのほうが、レジの打ち間違い気づきやすいため、会計時に商品名や価格を読み上げるスーパーを利用するようにするのも一つの方法です。
セルフレジを利用する
レジの打ち間違いを回避したい場合、セルフレジで会計するのも有効な手段となります。セルフレジなら自分で一つひとつバーコードを読み取らせるため、間違って同一商品を2度打ちしてしまった場合もミスに気づきやすいでしょう。
また、セルフレジは一般的に自動精算となっているため、スタッフが直接お金の出し入れを行うレジより、釣り銭の間違いが起こりにくいのもメリットです。
レジの打ち間違いによる返金時の注意点
万が一、レジの打ち間違いで返金が必要になった場合、クレジットカードで支払いをした場合は注意が必要です。なぜなら、クレジットカードは返金処理が完了したタイミングによって、返金までに1~2ヶ月かかる場合があるからです。
例えばクレジットカードの締め日が5月15日だった場合、最初の買い物が5月1日、返金処理完了が5月10日だとすると、買い物と返金がどちらも締め日の期間内なので相殺されることになります。
しかし、返金処理の完了が5月15日の締め日を過ぎてしまうと、最初に買い物をした金額が先に引き落とされ、その翌月や翌々月に返金となる可能性が高くなります。
また、返金をすることによって、買い物で発生したポイントも変更になる可能性があり、予定よりポイントが少なくなる場合があるので注意しましょう。
レジのミスはその場確認やセルフレジの利用で防止可能
現在のレジは、バーコードを読み取らせるだけで簡単に購入金額を自動入力してくれるPOSシステムが採用されているため、誤入力のミスが少なくなりました。
しかし、2度打ちのような人為的なミスを完全に防止することはできません。会計時にその場で入力された金額をよく確認したり、セルフレジを利用したりすることで、レジの間違いに早く気づくことができるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー