更新日: 2024.07.07 その他
子どもと電車に乗るといつも「まだ降りたくない」と言います。都内の電車をお得に乗る方法はありませんか?
できることなら子どもが満足いくまで電車に乗せてあげたいけれど、ただ乗っているだけで電車賃を支払うのは正直もったいないと思ってしまうかもしれません。お得に電車に乗って、子どもの希望を叶えてあげたい方には電車のフリーパスの利用がおすすめです。
本記事では、都内の電車で利用できるフリーパスの種類と、フリーパス利用時の注意点を解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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フリーパスを使えば都内の電車をお得に乗れる
子どもが満足いくまで電車に乗せてあげたいのであれば、乗りたい路線ごとのフリーパスを購入すれば電車にお得に乗れます。
フリーパスを購入すれば、対象の区間内をどれだけ乗っても定額料金で乗り放題のため、乗れば乗るほどお得になります。また、対象期間内なら乗り降りも自由なので、観光の足としてもフリーパスを活用可能です。
本項では、東京都都内の路線で利用しやすいフリーパスを紹介します。
東京フリーきっぷ
「東京フリーきっぷ」は、JR線だけではなく、東京メトロや都営地下鉄、都営バスなどの主要な交通機関が1日乗り放題になるフリーパスです。路線を超えて都内の電車を満喫したいのであれば、東京フリーきっぷがおすすめです。
また、利用日当日は、沿線の施設・店舗での東京フリーきっぷの提示で、割引やプレゼント等の優待を受けられます。
●対象路線:都営地下鉄、都営バス、東京さくらトラム(都電荒川線)、日暮里・舎人ライナー、東京メトロ(全線)、JR線(都区内に限る)
●発売額:大人1600円、子ども800円
●有効期間:1日
都営まるごときっぷ
「都営まるごときっぷ」は、都営地下鉄や都営バス等、都が運営する交通機関が1日乗り放題になるフリーパスです。都内のさまざまなエリアへのアクセスに便利で、東京観光の際の足としてもおすすめです。
利用日当日は、沿線の施設・店舗での都営まるごときっぷの提示で、割引やプレゼント等の優待を受けられます。
●対象路線:都営地下鉄、都営バス、東京さくらトラム(都電荒川線)、日暮里・舎人ライナー
●発売額:大人700円、子ども350円
●有効期間:1日
都営地下鉄・東京メトロ一日乗車券
「都営地下鉄・東京メトロ共通一日乗車券」は、東京メトロ線全9路線、都営地下鉄線全4線が1日乗り放題になるフリーパスです。都内を網羅する地下鉄が乗り放題となるため、東京観光にも便利です。
利用日当日は、沿線の施設・店舗での都営地下鉄・東京メトロ一日乗車券の提示で、割引やプレゼント等の優待を受けられます。
●対象路線:都営地下鉄、東京メトロ
●発売額:大人900円、子ども450円
●有効期限:1日
JR東日本 都区内パス
「JR東日本 都区内パス」は、都内のJRの普通列車が1日乗り放題となるフリーパスです。価格は大人760円と東京フリーきっぷよりも安いため、JR線が好きな子どもを満足させるならJR東日本 都区内パスでも十分でしょう。
●対象路線:JR線(都区内に限る)
●発売額:大人760円、子ども380円
●有効期限:1日
JRと地下鉄、私鉄の違いに注意。フリーパス購入時のチェックポイント
購入するフリーパスによって乗れる路線が変わってしまうため、JR・地下鉄・私鉄の違いを理解しておく必要があります。本項では、都内路線でのJR・地下鉄・私鉄の違いを解説します。
●JR:JR東日本の路線。山手線や中央線、京葉線等
●地下鉄:日比谷線、銀座線、丸の内線等の東京メトロ、浅草線等を運行する都営地下鉄の路線
●私鉄:民間会社が経営する路線。小田急、京王、京急等
フリーパスを購入する際には、乗りたい路線の有効区間や有効期限、購入場所を確認しておきましょう。
電車好きの子どもにはフリーパスがおすすめ! 満足いくまで乗っても定額でお得
電車に乗るのが好きな子どもを満足させるためには、フリーパスを活用するのがおすすめです。都内では、各路線で利用できるフリーパスが幅広く発売されており、観光の足などにも便利に利用できます。
1回あたりのきっぷ代とフリーパスの料金を比較して、どのくらい乗れば得になるのかを計算してみるのもよいでしょう。
出典
東京都交通局 都営地下鉄 運賃・乗車券・定期券
JR東日本 都区内パス
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー