更新日: 2024.06.04 その他
以前旅行した際の旧米ドル紙幣が家に残っているのですが、円に交換することはできますか?
そこで今回は、旧米ドルを円に変換する方法や使い道、海外旅行の際に外貨を残さないためのポイントを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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旧米ドル紙幣を取り扱っている銀行は少ない?
外貨両替ができる銀行や両替機は多くありますが、古い外貨を取り扱っているところはあまり見かけません。
各銀行の状況を見てみると、みずほ銀行は2024年3月31日に外貨両替のサービスを終了しました。その他、三井住友信託銀行や三菱UFJ銀行では、外貨両替を行っているようですが、旧紙幣の取り扱いに関する記述はないため、両替できる可能性は低いです。
もし旧米ドル紙幣などの古い外貨を両替するために銀行へ行こうと考えている方は、持っていく前に一度電話で確認しておくとよいでしょう。
旧米ドル紙幣はアメリカで使える?
アメリカへ旅行に行く予定がある方は、旧米ドルを円に変換しなくても大丈夫です。現地では旧米ドル紙幣をお金として使うことが可能です。アメリカンセンターのホームページでは、「新札に交換する必要はなく、アメリカ国内で使用できます」と記されています。
旧米ドル紙幣はメルカリなどのフリマアプリで売却できる?
旧米ドル紙幣を売却したいときに思い浮かぶのは、メルカリなどのフリマアプリではないでしょうか。しかし、メルカリなどのフリマアプリで旧紙幣の売却をする際は、注意が必要です。メルカリでは、現金や古銭の売買が禁止されています。
そのため、万が一旧米ドル紙幣を出品した場合、「取引キャンセル・商品削除・利用制限」などの措置を取られる可能性があります。
旧米ドル紙幣を安全かつ確実に売却したい場合は、買い取り業者に買い取ってもらう方法が一番よいと考えられます。買い取り業者であれば、ドルや円のレートに関係なく、旧米ドル紙幣の価値に合わせて売却できる可能性があります。旧米ドル紙幣にはプレミアがついている可能性もあるため、高額で売却できる場合もあります。
海外旅行で外貨を余らせないコツ!
海外旅行に行くと、毎回余った現金を家に保管して放置していませんか。何十年と家に眠らせておくと新紙幣に変わってしまう可能性があります。
外貨を余らせないためには、旅行先の外貨を最初から両替しすぎないようにすることが大事です。余分に両替してしまう方もいると思いますが、現代では多くの先進国でクレジットカードの支払いが主流となっており、チップですらカード払いのところもあるくらいです。そのため多く両替する必要はなく、足りなくなったら現地でも外貨への両替ができます。
近いうちにまた旅行する予定がある方は、余った外貨を保管しておくことをおすすめしますが、旅行の予定がない方はなるべく現地で使い切って余らせないようにした方がよいでしょう。
余ってしまっても、日本国内の空港ですぐに両替できますが、為替レートを確認しておき、少しでも多くの円の交換ができるように自分で調整しましょう。
出典
AMERICAN CENTER JAPAN よくある質問
メルカリ 現金・金券類・カード類(禁止されている出品物)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー