更新日: 2024.06.04 その他

新車購入後の「6ヶ月点検」は本当に無料?費用がかかるケースや法定点検との違いとは

新車購入後の「6ヶ月点検」は本当に無料?費用がかかるケースや法定点検との違いとは
新車を購入した際、ディーラーから「6ヶ月点検」の案内をもらったことがある方もいるかもしれません。しかし、法定点検と何が異なるのかよく分からない方もいるでしょう。
 
また、案内に「点検は無料」と記載されているものの、本当に無料なのか疑問に思ったことがある方も多いはずです。そこで今回は、6ヶ月点検の概要に加えて、法定点検との違いや費用がかかるケースを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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6ヶ月点検とは?

6ヶ月点検とは、ディーラーから新車を購入して、半年後に受けられるディーラー独自の点検です。通知の方法やタイミングに特に規定はなく、はがきや電話で通知が行われる場合があります。
 
6ヶ月点検は無料で実施される場合が多い傾向があり、点検時に発見された故障や不具合は、保証の範囲内なら無料で修理してもらえる利点もあります。気づくのが難しい不具合を早期に発見できる可能性があるため、積極的に点検を受けるとよいでしょう。
 

法定点検との違い

6ヶ月点検はディーラーが独自に実施するもので、点検を受ける法的な義務はありません。
 
一方、法定点検は道路運送車両法第48条に基づいて定期的に実施しなければならない点検です。
 
つまり、6ヶ月点検と法定点検との違いは、法的に受ける義務があるかどうかにあるといえます。法定点検では、国土交通省が定めた技術基準に基づき、車に故障やトラブルの原因がないかを厳密に確認し、必要に応じて整備を行います。
 

6ヶ月点検の内容

6ヶ月点検では、車両の安全性と快適性を維持するため、さまざまな箇所が点検されます。
 
車内点検では、ブレーキペダルやブレーキの効き具合、各種ランプの動作やシートベルトの損傷・ねじれが確認されます。エンジンルームでは、ブレーキ液量やクラッチ液量、エンジンの低速・加速の状態などが点検対象です。
 
ほかにも、タイヤ空気圧や亀裂・損傷の確認、ワイパーの拭き取り状態やウインドウォッシャーの液量・噴射状態なども細かく点検されます。
 

6ヶ月点検で費用が発生するケース

6ヶ月点検は、基本的に無料で実施されますが、点検を受ける際に費用が発生するケースもあります。例えば、オイル交換などの別途有料の整備が含まれる場合です。
 
予期せぬ出費を防ぐためにも、点検時に渡される書類を確認して、担当者からの説明をしっかりと聞いておきましょう。万が一、記載がない場合は、点検前に費用が発生するかどうかを確認することが大切です。
 

オイル交換の費用相場

6ヶ月点検でオイル交換をした場合にかかる費用の目安を表1にまとめました。
 
表1

交換場所 費用相場
ディーラー 3000~1万円程度
ガソリンスタンド 2000~6000円程度
整備工場 2000~4000円程度
用品店 2000~2500円程度

※著者作成
 
オイル交換の費用は、交換場所や車種、オイルの種類によって異なります。加えて、オイルフィルターの交換が必要な場合は、追加で費用がかかることもあるでしょう。また、会員登録していると割引を適用する業者もあるようです。そのため、上記の金額はあくまでも目安です。詳細な金額は、オイル交換を実施する業者に確認しましょう。
 

6ヶ月点検は無料だが有料整備を実施すると費用がかかる

新車購入後の6ヶ月点検は、ディーラーが独自に実施するもので、無料で受けられることが多いです。しかし、点検時にオイル交換などの有料整備を実施した場合は、費用が発生する可能性があります。
 
予期せぬ出費を防ぐため、点検時に渡される書類を確認して、担当者からの説明をしっかり聞いておきましょう。仮にオイル交換を行った場合は、目安として2000円から1万円程度の費用がかかるケースが多いようです。
 
オイルの種類や車種などによって費用は変動するため、詳細は交換を依頼する業者に確認しましょう。6ヶ月点検と法定点検の違いは、法律で実施が義務付けられているどうかにあります。6ヶ月点検に法的義務はありませんが、万が一のトラブルに備え、点検を受けたほうがよいでしょう。
 

出典

デジタル庁 e-Gov法令検索
昭和二十六年法律第百八十五号 第四章 道路運送車両の点検及び整備 定期点検整備 第四十八条

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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