更新日: 2024.06.04 子育て

子どものゲーム課金額は平均約33万円! 無断課金や使いすぎを防ぐにはどうしたらいい?

子どものゲーム課金額は平均約33万円!  無断課金や使いすぎを防ぐにはどうしたらいい?
近年、ゲームをする子どもの無断課金や使いすぎが深刻化しています。国民生活センターの発表によると、2022年度における小学生から高校生までのオンラインゲームの課金額は平均約33万円でした。保護者の多くは、無断課金や過度な支出に頭を悩ませているはずです。
 
本記事では子どもたちが安全かつ健全にゲームを楽しむために、無断課金や使いすぎを防ぐための対策について考えましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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子どものオンラインゲームひと月あたりのゲーム課金額は?

SMBCコンシューマーファイナンスは、2023年7月19日から20日にかけて、15歳から19歳を対象に「10代の金銭感覚についての意識調査2023」を実施しました。1000名の有効サンプルを集計した同調査は、ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とし、全国規模で行われました。
 
調査結果によるとゲーム課金をしている111名に対して、月々のゲームアイテムやガチャの利用額を尋ねたところ、平均で3102円を支出していることが分かっています。
 
2022年の調査結果と比較すると、全体の平均は531円増加しており(前回2571円→今回3102円)、男性は137円の減少(前回2721円→今回2584円)、女性は2129円増(前回2195円→今回4324円)でした。
 
また、高校生の平均は67円増加しており(前回2506円→今回2573円)、大学生等は1219円増加(前回2750円→今回3969円)していることが明らかになりました。
 

ゲームへの課金に後悔した経験について

調査では、ゲーム課金に関する意識についても取り上げられました。例えば、「お金を使ってでもゲームを有利に進めたい」という意識について、全体の14.7%が思っており、男性の場合は21.0%で女性(8.4%)よりも高い傾向です。
 
その後、ゲームでお金を使った経験に後悔したことがあるかについても調査が行われました。その結果、「ある」と回答した人は24.5%で、「ない」は75.5%でした。男女や学生区分で見ると、後悔した人の割合は高校生の男性(35.9%)が最も高かったです。
 

子どもに過剰な課金をさせない工夫と保護者へのアドバイス

子どもが保護者のスマホで遊ぶ際は、保護者のアカウントから必ずログアウトしましょう。もし、保護者の古いスマホや子ども専用のスマホを使用する場合は、子ども専用のアカウントを作成し、ペアレンタルコントロール機能を活用します。子どもが使用する端末を保護者が管理することで、課金を承認制に設定できます。
 
また、スマホのアカウント決済やキャリア決済時には、パスワードや生体認証(指紋認証、顔認証など)をオンにしておくとよいでしょう。パスワードは、子どもが簡単に推測できない設定にすることが重要です。
 
クレジットカードは、子どもの手が届かない安全な場所に保管しましょう。もし、子どものスマホにクレジットカード情報を入力した場合は、使用後に必ず削除してください。また、キャリア決済の上限額を必要に応じて低く設定することも推奨されています。特に、子ども用のスマホを契約する際には注意が必要です。
 
日頃から、決済完了メールや明細を確認する習慣をつけましょう。さらに、子どもと一緒に課金の仕組みを確認したり、課金のルールを決めたりすることも大切です。
 
法律では、未成年者が保護者の同意なしに行った契約は取り消せます。しかし、子どもが保護者のアカウントでログインしたスマホで課金した場合、その決済は保護者が行ったとみなされることがあります。
 
もしトラブルが発生した場合は、最寄りの消費生活センターに相談しましょう。
 

保護者は積極的に情報収集を行い、対策を講じよう

子どもが保護者のスマホでゲームをする際には、保護者のアカウントから必ずログアウトしましょう。端末を保護者が監理することで、子どもの無断課金や使いすぎを防ぐことができます。
 
ゲームは楽しむためにありますが、保護者の監視や規制が厳しいと、子どもにとってストレスの原因になりかねません。保護者は子どもと話し合いながら、健全なプレイができる工夫を心がけましょう。また、何か問題が発生した場合には、適切な相談窓口に相談することも重要です。
 

出典

SMBC  10 代の金銭感覚についての意識調査 2023 16ページ
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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