更新日: 2019.01.10 その他
思いやりは気持ちではない 余っているポイントでも出来る募金
すると、ある考えが頭をよぎります。被災した人々のためにできることはないか。しかし、知識も経験もない素人が現地ボランティアに行くのは難しい。かえって迷惑になるのでは。では、自分はなにもできないのか……。
そんなとき、ちょっとお財布やスマホを覗いてみると、放置しておいた「あるもの」が見つかるかもしれません。
余っているポイントで募金をしよう
今や、あらゆるサービスで付与されるポイント。みなさんも1つや2つはお持ちなのではないでしょうか? 買い物やダウンロードのたびに貯まるシステム。今の世の中ではポイントのないお買い物はあまり見かけなくなりました。
しかし、このポイント。コンビニやスーパーで「カードはお持ちですか?」「ポイントは貯めますか?」と聞かれると、つい受け取ってしまうのですが、使う機会は逃し気味だったりします。
もったいないとか、面倒くさいとか、そもそもポイントの存在を忘れていたりとか。買い物が終わってから思い出しては、次の買い物ではまた忘れている、その繰り返しだったりします。
そのポイント、眠らせておくのはもったいないです。余って期限切れになるくらいなら、ほんの少しでも、誰かの役に立ててみてはいかがでしょう?
今回は「Tポイント」と「LINEポイント」での募金をご紹介します。
募金のやり方はとてもカンタン♪
Yahoo!では、「Yahoo!ネット募金」を実施中。クレジットカードのほか、Tポイントでの寄付も受け付けています。
寄付は1ポイントから可能。Yahoo!IDにTカードの番号を登録する必要がありますが、手元にカードがあればいつでも手続きできます。Yahoo!ショッピングを利用する人はポイントも貯められるので一石二鳥かもしれませんね。
Tポイントはコンビニやレンタルショップ、レストランなどで貯めることができます。車を運転する人ならガソリンスタンドで、ファッション好きな人はショップで、旅好きの人はホテルなどでも「T」のマークを見かけていると思います。
最近では引っ越し業者や写真店でもサービスが展開されています。貯まったポイントが誰かの役に立つなら、普段の買い物ももっと楽しくなりますね。
Yahoo!ネット募金は国内だけでなく、海外支援の寄付も受け付けています。また、子どもやペットに関する募金プロジェクトもあり、幅広い分野での支援を行っています。1ポイント=1円に換算され、Yahoo! JAPANからプロジェクトに寄付されます。
すべてに募金しようとしたら大変なことですが、自分が興味を持ったもの、気になる分野があれば、応援してみると良いでしょう。
LINEもポイントでの募金を受け付けています。
こちらも1ポイント=1円から寄付することが可能で、1円/5円/10円/50円/100円/500円/1000円/5000円と、あらかじめ寄付額が設定されています。また、スマートフォンのみの操作となっており、PCからは寄付ができないようです。
操作方法はLINEのアプリを開き、ウォレット→LINEポイントとアクセス。「貯める/使う」のタブが表示されるので、「使う」にアクセスしましょう。もしくは「ポイントで支援」
にアクセスしてもOK。募金を受け付けている場合はバナーなどが表示されるので、そこから募金ページに飛ぶことができます。
LINEポイントを入手するにはLINEの中で展開しているサービスに参加することで付与されます。資料請求やキャンペーン、会員登録などのサービスに申し込むことで規定のポイントがもらえます。
ただしメールアドレスなど個人情報の登録が必要だったりするので、興味がない人や、面倒な場合はクイズや動画視聴でゲットしましょう。
余っているポイントがあるなら、社会貢献に使ってみては?
いかがでしたでしょうか?ただし、募金は強制ではありません。
余っているポイントがあり、使う予定がないまま眠らせてしまうくらいなら、社会貢献に使ってみては?
こんな使い方もあるんだなと思っていただけたら、という1つのご提案でした。
Text:畑 美雪(はた みゆき)
フリーランス・ライター