更新日: 2019.01.09 その他

引越しをするなら今の時期が快適で狙い目?!データからみんなの引越し費用を見てみよう!

引越しをするなら今の時期が快適で狙い目?!データからみんなの引越し費用を見てみよう!
一人暮らしをするとき、新しい家を購入したとき、など引越しをするのにどうしてもかかるのが引越し費用です。
 
自分だけで引越しを完結できれば良いのですが、時間も労力も必要ですからそうはいきません。
 
そして、よく言われるのが引越し費用は4月頃が1番高いと言うことです。他の月と比べてどの程度の差があるのか、また引越しは今、秋の時期がなぜオススメなのか見ていきましょう。
川添典子

Text:川添典子(かわぞえ のりこ)

ファイナンシャルプランナー2級

住宅ローンアドバイザー
明治学院大学英文科卒業後、大手ハウスメーカー就職。
住宅販売の営業職として、顧客開拓、住まいづくりの提案、資金計画相談、販売後のアフターフォローを担当。
仕事を通して、お客様の一番の関心事と不安はお金に関する事だと感じ、ファイナンシャルプランナー2級と住宅ローンアドバイザーの資格を取得。
ハウスメーカーを退職後、暮らしに役立つライターとして、お金に関する知識や情報を提供しています。

引越しはなぜ秋のこの時期がおすすめ?!

■月別で平均引越し費用を見てみよう!
まずは「引越しに関する実態把握調査」(リクルート住まいカンパニー)(※1)から月別で引越し費用を見てみましょう!どの程度差が出ているのでしょうか?
 
(1)単身者の場合
1月:4万3640円
2月:4万0030円
3月:5万0601円
4月:5万3525円
5月:4万9662円
6月:4万1876円
7月:4万1328円
8月:4万8842円
9月:4万3004円
10月:4万2537円
11月:4万6130円
12月:4万0071円
 
(2)家族(カップル含む)の場合
1月:8万0928円
2月:8万3800円
3月:10万3578円
4月:9万2277円
5月:8万9953円
6月:8万0047円
7月:8万2662円
8月:8万9070円
9月:7万8296円
10月:8万0182円
11月:7万9540円
12月:8万6216円
 
このような結果となっています。やはり引越しの多い3月・4月の金額が他の月と比べて高くなっています。単身者の場合で、一番高いときと安いときを比べると最大で、約1万5000円の差があります。
 
家族の引越しになると、高いときと安いときの差が最大で約2万5000円もの差が出てきます。
 
■金額的に見ても、季節的にもこの時期が引越しには最適
引越しの時期の狙い目としてはやはり少し涼しくなってきた秋頃が狙い目ではないでしょうか?引越し業者さんも繁忙期ではないため、余裕がありますから、いろいろと融通が利くのではないでしょうか。
 
もし春先や暑い時期など時期の指定がないのであれば、9月の終わり頃から11月中旬くらいをオススメします。
 
年末なども狙い目のときもありますが、引越しをする本人が忙しかったり、また寒かったりするため、なるべく避けた方がいいでしょう。
 
■引越し準備期間はどのくらい設定しておくべき?
引っ越し費用が安い時期を狙って引越しをする場合は、事前にいつまでに準備を終えるべきか計画を立てなければいけません。
 
LIFULL引越しの調べ(※2)だと、引越しにかかる期間は「1週間以上かける」という方が7割以上も占めています。
 
そして、「1~2週間未満」が20.8%で、「2~4週間未満」が24.9%、 「1~2ヶ月未満」が22.7%という結果が出ています。中には、「引越しの当日」 という方が、8.3%いましたが、それでは大変ですよね。ほとんどの方が余裕をもって準備期間を設けているようです。
 
■まとめ
引越しの時期について、今回ご紹介していきましたがいかがでしたか?引越し費用も数千円や数万円の差かもしれませんが、日頃から少しずつ削れるものは削っていくことで家計の節約や助けにもなるのではないでしょうか。
 
これから引越しを検討中の方は、時期を考えて準備することがおすすめです。
 
※1 リクルート住まいカンパニー「引越しに関する実態把握調査」https://hikkoshi.suumo.jp/oyakudachi/788.html
※2 LIFULL引越し「引越しで失敗20位ランキング!準備期間は念入りに」https://www.homes.co.jp/hikkoshi/cont/research/03/
 
 
Text:川添典子(かわぞえ のりこ)
ファイナンシャルプランナー2級

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