あなたはどれだけ知っている? お金にまつわることわざ集

配信日: 2018.09.10 更新日: 2019.03.26

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あなたはどれだけ知っている? お金にまつわることわざ集
「時は金なり」や「早起きは三文の徳」などといったことわざは日常生活のなかでもよく使われますね。これらのことわざを肝に銘じて、スキマ時間の有効活用を心がけてみたり、朝活にトライした経験があるという人も多いはず。それらの行動が実際にプラスに動いたかどうかは別として、お金や時間、スキルアップなどに対する意識が向上することはプラスの効果です。
 
実はお金にまつわることわざは他にもたくさんあります。そのなかから今回は、あなたのお金の教養意識が高まるようなことわざを紹介します。
あなたはいくつ知っていますか?
 
FPwoman

執筆者:FPwoman(えふぴーうーまん)

お金の知性が、女性を美しくする

エフピーウーマンは、女性ファイナンシャルプランナーによる、女性のためのお金の総合クリニックです。当社の所属ファイナンシャルプランナーは全員が女性。家計管理、資産運用、不動産、保険、年金など幅広いお金の知識と、女性ならではの視点から、人生をより豊かに、キラキラと輝かせるための「お金の教養」を伝えています。

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お金の大切さを教えてくれることわざ

一円に笑う物は一円に泣く

「一銭に笑う物は一銭に泣く」とも言います。わずかな金額だといって軽視していると、そのわずかな金額に困ることになる。たとえわずかなお金でも軽んじてはいけないという戒めです。
 
少額だから大丈夫…という気持ちがある人は、1円ぐらい、100円ぐらい、1000円ぐらいと甘い気持ちがエスカレートしがち。出費が増えているのに本人的には「わずかなお金」だから、ムダにお金を使っている感覚がない場合が多いのです。こんな使い方をしていると、家計の赤字が発生して困ることになってしまいますよ。
 

金は命の親、命の敵

お金によって命を助けられることもあれば、逆にお金のせいで命を落とすこともあるというたとえです。
 
たとえば重大な病気になって、治療のために高額の医療費が必要になったとき。保険や貯金など、高額の医療費を払える手段(お金)があれば命を継続できるのに、治療のためのお金がなくて有効な治療法を取れないならば命が途絶えてしまうかもしれません。
 
他には貧困の問題。お金がなくて食べていけずに命を落とすというのは究極な話かもしれませんが、この世の中で実際に起こっている話です。
 
他にもいくつかの解釈が出来そうですが、お金は生きていくためになくてはならない大切なもの。だからこそ、常日頃から節約を心がけ、貯金に励み、お金を増やし、備える努力をしていきたいものですね。
 

あらためて確認!ことわざであなたのマネー意識チェック

安物買いの銭失い

値段の安いものは品質も悪くて使いものにならず、買い替えや修理で高くついて、結局は損をするという意味です。
 
特売という言葉につられて買い物をして、得した気分になっていませんか?バーゲンになると「買わなきゃ損」な気分になって衝動買いしていませんか?
 
部屋の中を見回してみて、「安物買いの銭失い」になっているものがないかどうか確認してみてください。そしてこれからは、安い!お得!と思ったら手に取る前に、今一度、このことわざを頭の中で3回唱えてみることをおススメします。
 

入るを量りて出ずるを為す(いるをはかりていずるをなす)

収入をよく計算して、それに応じた支出をするという意味です。
 
欲しいものがあるとついついカードで衝動買いしていませんか?当然ながら入る以上にお金を使えば貯金ができないどころかマイナスになってしまい、健全な家計は保てません。収入に応じた支出をするとともに、「貯め上手さんはみんなやってる家計のやりくり黄金比率とは?」の記事を参考にしながらそれぞれの家計費目で使っていい金額を決めてしまいましょう。
 

お金持ち街道を目指し、実行してみたいことわざ

金持ち喧嘩せず

喧嘩すると損ばかりで得がないこと金持ちは知っているという意味です。
 
たしかに、お金に余裕がある人は心にも余裕があり、お金がない人ほどギスギスしてケンカ腰なイメージがありますね。あなたも毎月給料前になると厳しくなる家計にイライラしてしまうことはないですか?そのイライラを引きずっていると、対人関係でトラブルが起きてしまったり、物事の判断を誤ったりと良いことがありません。常に落ち着いて、大らかな気持ちを持つように心がけたいですね。
 

損して得取れ

初めは損をしても、それをもとに将来大きな利益を得られるようにせよという教えです。
 
コツコツ貯金に励むことは大切ですが、お金に余裕のある人生を送りたいと思ったら貯金に加えて資産運用も考えたいものです。しかし損することが怖くてなかなか手を出せない人はこのことわざの教えを参考にしてみましょう。
 
一時は損をすることがあっても、投資の勉強をしながら、後に大きな利益となって返ってくるように運用していくことはできるはず。焦らず、急がず、長期的な視点での利益を目指してくださいね。
 

早速あなたのマネー意識にことわざを取り入れてみましょう!

今回紹介した6つのことわざ。あなたはいくつ知っていましたか?全部知っていたというあなたはいくつ実行できていますか?
 
どのことわざも、意味を知れば「なるほど」「当然」「そんなの普通でしょ」と思うようなことばかりかもしれません。しかし、「知っていること」と「出来ること」は別物です。
 
「聞いた百文よりも見た一文」ということわざもあります。これは、人の話の百文の金より、わずかな金でも確実にある方が価値があるという意味。他人のお財布事情をのぞき見たり、お金持ちの暮らしぶりやどんな行動をしているのかは興味深いものですが、それよりも自分自身がアクションを起してわずかでも実際にお金を増やすことの方が価値があるはずです。
 
今回紹介したことわざを参考に、ますますあなたのマネー意識を向上させてくださいね。
 
TEXT:マネラボ お金と投資の知っトク研究所
續 恵美子(つづき えみこ)
FPwoman Money Writer’s Bank 所属ライター
ファイナンシャルプランナー(CFP)

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