更新日: 2020.04.07 その他

自分の名前が変わったら、銀行の口座名義も変えましょう!

自分の名前が変わったら、銀行の口座名義も変えましょう!
結婚や養子縁組・離婚で自身の苗字に変更が生じるケースは男女ともに少なくありません。
 
「名前が変わったけど、口座名義を変えるのは面倒だし、そのままでいいか」と考えていませんか?実は、口座名義を変更しておかなければ、後々多くの問題が発生することになるのです。
 
そこで本記事では、口座名義を変更しないと生じる問題と、必要書類について説明します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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口座名義を変更しないと生じてしまう問題

口座名義を変更しないと生じてしまう問題は大きく分けて

・振り込みなどの一部機能が停止する
・クレジットカードが利用できなくなる
 
という2点が挙げられます。
 

・振り込みなどの一部機能が停止する

口座名義を変更しないからといって、すぐに利用停止にされることはありませんが、給料の振り込みや公共料金の引き落としなど、新姓で処理される出金・入金を旧姓の口座で受けることができなくなってしまいます。
 
三菱UFJ銀行や三井住友銀行などメガバンクでは旧姓のまま取引ができる口座を作れる銀行も存在しますので、「仕事の関係上、旧姓を名乗って活動している」という個人事業主やフリーランスの方は、まずは銀行に相談してみましょう。
 

・クレジットカードが利用できなくなる

クレジットカードに書かれている名義と、利用者の名義が違う場合、クレジットカードが利用できません。
 
銀行口座の名義を変更した状態で名義を変更していないクレジットカードの引き落としはもちろん行えませんし、滞納による損害遅延金やブラックリストに載ってしまう可能性もありえます。
 
Amazonや楽天などのネットショッピングでクレジットカードを使うケースが増えていますので、しっかりと名義変更を行って対応しましょう。
 

必要な書類は?

口座の名義変更に必要なものは

・ご自身の旧姓・新姓を確認できる書類(戸籍謄本・運転免許証・新旧姓がわかる住民票など)
・利用していた全ての通帳・証書・キャッシュカード
・旧姓時に利用していた印鑑
・新姓時に利用予定の印鑑
 
の4点です。
 
ご自身の新姓を確認できる書類・新姓時に利用予定の印鑑に関しては、前もって発行しておく必要があるので注意しましょう。
 
変更手続きの際には、本人が窓口に行く必要があります。
 
窓口は平日の15時までしか受け付けていないので、空いた時間に早めに訪問するようにしましょう。
とくに月末には引き落としが固まっていることが多いので、それまでに口座名義を変更しておかなければ、予期せぬトラブルが発生する元となりかねません。
 
新姓の書類や印鑑などを作る期間も合わせると、数週間かかってしまう恐れもあります。お名前が変わった際には、なるべく早く行動するようにしましょう。
 

まとめ

銀行の口座名義の方法について説明しました。
 
旧姓・新姓両方の書類・印鑑が必要で、かつ本人が窓口に行かなければならないと、手間と時間がかかる手続きです。口座の名義変更は早急に行い、給料の振り込みや公共料金の引き落としなどに対応できるようにしましょう。
 
また、クレジットカードなど、他にも名義変更が必要なものはたくさんありますので、銀行口座の名義を変更して一安心となるのではなく、なるべく同じタイミングで全ての名義変更を終わらせるようにしてください。
 
仕事などで旧姓を利用したい場合は、利用している銀行口座が対応しているかの確認が必要です。トラブルを未然に防ぐために、準備できるものは前もって用意しておき、迅速に名義変更を行うようにしてくださいね。
 
Text:FINANCIAL FIELD編集部

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