9月のエアコンは「こまめに消す」ほうがお得って本当? 真夏との使い分け方法を解説!
配信日: 2023.09.09
少しでもエアコンによる電気料金を節約したいところですが、これからの季節は真夏とは使い方を変える必要があるのはご存じでしょうか?
そこで本記事では、9月から使えるエアコンの節電方法について解説していきます。

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目次
エアコンは「つけっぱなし」と「こまめに消す」ではどちらがお得?
エアコンを長時間使用する場合、「つけっぱなし」と「こまめに消す」を比較すると、つけっぱなしにしたほうが節電につながります。エアコンは設定温度になるまでは多くの電力を消費しますが、設定温度まで届くと一定に保とうとして控えめな運転に切り替わるようになっているからです。
こまめにエアコンの電源を消してしまうと、設定温度に再び到達するまで電力を多く消費してしまうので結果的に電気料金が高くなってしまいます。そのため、エアコンを長時間使用する場合は、こまめに電源を消すのではなくつけっぱなしにすることが節電に効果的です。
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9月はこまめに消すほうがお得な場合も
基本的には電源をつけっぱなしにすることがエアコンの節電方法として効果的ですが、こまめに消すほうがお得になる場合もあります。
例えば、外気温が35度以下で30分以上の外出をする場合です。外気温が35度以下の場合は室内温度が急激に変わりにくいので、エアコンを消して運転を再開しても電力を多く消費しないからです。
9月も残暑が続きますが35度を超えるような猛暑日は少ないと考えられます。そこで、ちょっとした外出をする際は思い切ってエアコンの電源を消すことで節電することが可能です。
9月はフィルターや室外機の掃除もこまめに!
フィルターや室外機の周囲を掃除することも節電につながります。今年は例年よりも多くの時間エアコンを使用している可能性があるので、フィルターが汚れている状態で運転している人も多いのではないでしょうか?
エアコンのフィルターが汚れていると、空気を多く吸い込もうとするので消費電力が多くなり、エアコン代が高くなってしまいます。月に1回フィルターの掃除を行うと効果的なので、9月もフィルターの掃除をしましょう。
また、9月は台風など荒天による影響で室外機やその周囲が汚れてしまうことが考えられます。落ち葉やごみなどが室外機内や周りにあると、熱交換の効率が下がってしまうので注意が必要です。熱交換の効率が下がってしまうと余分な電力消費につながってしまうからです。
日ごろから室外機やその周囲を綺麗にすることが大切ですが、特に台風が過ぎ去った後はしっかりと掃除しましょう。
エアコンを上手く活用して残暑を乗り切りましょう
9月も残暑が厳しいので、エアコンを使う頻度は例年よりも多いと考えられます。熱中症の予防にも効果的なのでエアコンは無理せず利用しましょう。
その際は、30分以上の外出は消す、フィルターや室外機内とその周囲を掃除する、といったことを心がけてください。エアコンをうまく活用して残暑を乗り切りましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー