更新日: 2019.03.26 その他
やりくり女子は始めている! 「一生もの」と「プチプラもの」 使い分けテク
高価な“一生もの”ばかりでは、お金が足りなくなっちゃうし、安価な“プチプラもの”ばかりでも、なんだかワクワクしない、、、そんな経験はありませんか?
自分のお財布と相談しながら“一生もの”と“プチプラもの”を自分の基準で上手に使い分ける。そんなやりくり女子たちの使い分けテクをお伝えします。
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「一生もの」とは?「プチプラもの」とは?
「一生もの」とは、生涯にわたって長く使い続けることができる良品のことを言います。自分が購入する物だけでなく、先祖代々から譲り受けた物や、家族や大切な人からいただいた物などを指して言うこともあります。
「プチプラもの」とは、値段が安いことを表す日本の俗語で「プチ(小さい)プライス(価格)」の略語です。
最初は、化粧品や洋服といった女性のファッションアイテムに「安くてかわいい」「手に入りやすい」といった意味で主に使われていましたが、今では女性のライフスタイルである食事や旅行などにも使われる言葉になりました。
プチプラ女子を男性たちはどう思ってる?
プチプラのファッションアイテムをうまく利用しておしゃれを楽しんでいる女子たちの印象を男性たちに聞いたデータがあります。
プチプラ女子とハイブランド女子、どちらが好印象ですか?との質問に、プチプラ女子…89.6%、 ハイブランド女子…10.4%
との回答でした。(*ハイブランド女子とは、ブランド品や高価な物を好み愛用している女子のこと)男性たちの約9割がプチプラ女子に好印象を持っています。その理由としては、
・安いものでおしゃれに見えるのは、ファッションセンスがある
・節約上手、やりくり上手,金銭感覚や経済感覚がしっかりしてそう
またハイブランド女子が好印象と答えた男性たちの理由としては、
・品よく見える
・良い物を長年愛用していそう
とのことでした。このデータでも分かるように、流行を取り入れてオシャレを気軽に楽しむことのできるプチプラもの、上品で質の良いハイブランド品を長く愛用する一生もの。
この2つの上手な使い分けができると、なおいっそう好印象な女性になれそうですね。
(*2015年 マイナビアンケート調べ)
「一生もの」と「プチプラもの」使い分けテク
では、「一生もの」と「プチプラもの」、どういった物を、どういった基準で使い分ければ良いのでしょう?
化粧品
女性にとって化粧品は、オシャレやファッション目的だけではなく、通常の身だしなみとして毎日使うものです。そのため全ての化粧品アイテムを高価な物にしていては出費がかさみます。
例えば、比較的肌の弱い方は、基礎化粧品(化粧水や下地クリーム、ファンデーションなど)は、少々価格が高めでも自分の肌に合った物を選び、それ以外のアイシャドーやリップなどをプチプラものにして使い分けたり、仕事用のメイク道具はブランド物、プライベートのメイク道具は流行色や遊び心のあるプチプラものと使い分けているようです。
洋服・小物
オシャレを楽しむ女性たちは、色・種類・デザイン・素材といろいろな洋服を着てみたいのが本音です。ハイブランド店だけでなく、ファストファッション店(ユニクロやGU、しまむら、H&M、GAP、ZARAなど)は、低価格で流行をいち早く取り入れた洋服や小物がたくさんあり、私たちのオシャレ心とお財布事情を両方満たしてくれる心強い味方です。
例えば、定番の白シャツ、黒や紺色のスカートやパンツなどは、流行もなく長年着回せるので厳選して一生ものを選び、今年の流行色や、ちょっと冒険してみたい大胆なファッションアイテムはプチプラものといった使い分けが良さそうです。冒険して新しい自分を発見できたら、次は一生ものとして、そのアイテムを買い足すのも上級テクですね。
食事
最大のプチプラは自炊ですが、今回は外食での「プチプラもの」と「一生もの」の使い分けテクです。
外食での「プチプラもの」は、すぐ近くにあって、メニューも豊富なファミレスチェーンがオススメです。ガストやココス、デニーズのようにいろんなメニューが揃っているファミレスだけでなく、イタリアン料理のサイゼリヤ、中華料理のバーミヤン、ステーキやハンバーグなどのグリル料理のびっくりドンキーなど、それぞれに特色があり、その日の気分で選べます。
では「一生もの」の食事とはどんな食事でしょう?高級レストランや、高級食材料理ではありません。自分へのご褒美や、家族の記念日、仲間との再会など、“一生忘れたくない、一生大切にしたい”シーンで使いたい食事が、一生ものの食事です。
旅行
海外旅行の「プチプラもの」はアジアがオススメです。「コスメグッズを買いに韓国へ」「スイーツを食べに台湾へ」と、長期休暇でなくても、週末にふらりと出かけられる気軽さです。
国内旅行の「プチプラもの」は日帰り旅行がオススメです。朝早く出発し、夜遅くに帰宅する行程なら1泊2日旅行くらいの濃い内容で楽しめます。「お家の布団でないとゆっくり寝られない」タイプの方には断然オススメですよ。
では「一生もの」の旅行とはどんな旅行でしょう?豪華客船クルーズや高級ホテルのスイートルームに泊まることではありません。その場所でしか味わえない体験をしたり、その土地でしか味わえない物を食べたり、日常の暮らしを離れて、時間を気にせず自分自身と向き合ってみる。このような体験が、一生ものの旅行です。
「一生もの」と「プチプラもの」を様々なシーンで上手に使い分けて、あなたらしい日々を過ごしてくださいね。
TEXT:FPwoman 貯金美人になれるお金の習慣
Text:高野 由佳(たかのゆか)
FPwoman Money Writer’s Bank所属ライター