急増中の「給水スポット」って無料なの?マイボトルに水を入れて持ち歩けば、どのくらい節約できる?
配信日: 2023.09.06
特に夏場は、熱中症の危険性が高まることもあり、気軽に水分補給できる場所として注目されています。
エコの観点から、マイボトルを持ち歩く方が増えている今の時代には、節約の意味で、給水スポットを利用される方も多いのではないでしょうか。
本記事では、全国に設置されている給水スポットの種類とともに、マイボトルを持ち歩くことで、どれくらいの節約になるのかについても、ご紹介します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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公共の水飲み場と協力店による給水サービスの2種類がある
外出先で、喉が渇いたときや、持ち歩いているマイボトルが空になったときなどに活用できるところが、給水スポットです。
給水スポットには、大きく分けて、公共の水飲み場と、協力店舗による無料給水サービスの2種類があります。
公共の水飲み場とは、駅や公共施設・公園など、誰でも自由に利用できる場所に設置されているもののことです。公園で遊んでいる子どもや、ジョギング中の人など、喉が渇いたときに、いつでも気軽に利用できます。
店舗による無料給水サービスは、人々の喉を潤すことはもちろん、店舗の宣伝につながりやすいことも、目的の一つです。
給水スポットとして認知されれば、より多くの人々に店舗のことを知ってもらえるだけでなく「環境への取り組みを積極的に行っているお店」というように、イメージアップにもつながります。
飲み物を購入した場合の1ヶ月分の代金は?
ゴミを出さずに済むのでSDGs(持続可能な開発目標)に貢献できることや、飲み物を冷たいまま/温かいままキープできることなど、マイボトルを持ち歩くメリットはたくさんあります。
もちろん、外出中に購入する飲み物代を節約できることも、大きなメリットです。
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会(JDSA)が、2022年に実施したインターネット調査「水分補給に関するアンケート結果(2022年)」によると、1ヶ月で購入する飲み物の金額は、1001~5000円という方が53.3%と最も多く、次いで33.6%が、1~1000円となっています。
1ヶ月の飲み物購入代に、5000円近くかけている人も少なくないことを考えると、マイボトルを活用した場合の節約効果は、それなりに大きいのではないでしょうか。
マイボトルと給水スポットを活用して飲み物代の節約を!
マイボトルに飲み物を入れて持ち歩けば、外出先で喉が渇いたときや、熱中症対策などのために、飲み物を買わずに済みます。
中には「マイボトルを持ち歩いているが、飲み干してしまったときは、新しく飲み物を購入している」という人もいるでしょう。
そのようなときこそ、給水スポットの活用をおすすめします。
空になったマイボトルに給水すれば、飲み物を買い足すことなく、長時間の外出が可能になります。
「飲み物代を節約したい」と考えるならば、外出の際にはマイボトルを持参して、給水スポットを活用することも検討してみてください。
ペットボトルや缶などのゴミを出すこともないため、まさに環境に優しい取り組みといえるでしょう。
出典
一般社団法人 日本宅配水&サーバー協会(JDSA)「水分補給に関するアンケート結果(2022年)」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー