「レジ横商品の誘惑がない」ネットスーパーを上手に使えば節約につながる?
配信日: 2023.09.06
本記事では、ネットスーパーの利用者が増加している理由について、詳しく解説します。

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ネットスーパーの利用者が急増している理由
総務省「令和3年版情報通信白書」によると、2020年3月以降、ネットショッピングを利用する二人以上の世帯の割合が、急速に増加しています。
2020年5月以降は50%以上を保っており、消費行動に変化が生じていることが分かりました。理由としては、新型コロナウイルス感染症拡大により、人との接触を減らす対策が、推奨されたことが挙げられます。
「巣ごもり消費」とは、ネット・カタログ通販やケータリングなどを利用して、外出をせずに、家の中で生活を楽しむ消費傾向のことです。スマートフォンなどを活用して、インターネットを通じて商品を注文・購入します。
この巣ごもり消費の増加により、通販サイトはもちろん、ネットスーパーの利用者も増加しました。
ネットスーパーを上手に使えば節約につながる!
ネットスーパーの利用者が増加したほかの理由としては、節約につながることが挙げられます。
ネットスーパーでは、不要な商品を買い物かごに入れてしまうことが少なくなり、必要なものだけ購入することが可能です。また、買い物かごに入れてしまっても、後から確認して簡単に削除できるため、スーパーの店頭のように、わざわざ商品が陳列されている場所まで戻る必要もありません。
そのほかにも、ネットスーパーを利用することで節約につながる理由は、次のとおりです。
必要なものだけ買える
ネットスーパーは、スマートフォンやタブレットなどで商品を選ぶため、必要な食材だけを購入できます。
また、冷蔵庫の中身やストックを確認しながら注文できるため、ロスが少ないことも、節約できる理由の一つです。
店頭で「これのストックなかったかも……」「たしか、冷蔵庫になかったはず」といったような、なんとなく買い物かごに入れてしまう行動がなくなるため、買い物にかかる無駄な費用を最小限に抑えられます。
レジ横商品などの誘惑がない
スーパーの店頭で買い物した際に、レジ横に置いてあるお菓子を、かごに入れてしまった経験はありませんか?
スーパーのレジ横にある商品は、レジの順番を待っている間に目に付きやすく、衝動買いしてしまう方も多いでしょう。
ついつい買い物かごに入れてしまいたくなりますが、ネットスーパーであれば、レジ横商品の誘惑もなく、買い物を完了できます。
ネットスーパーを上手に利用して節約につなげましょう
ネットスーパーは、新型コロナウイルスの感染拡大により、人との接触を減らすことが推奨されたことから、利用者が増加したことが分かりました。
しかし、感染が収まってきた現在でも利用者が増加しているのは、節約につながると実感した方が多いからでしょう。
ネットスーパーを上手に利用すれば、不要な買い物を減らして、節約ができるでしょう。
今もスーパーの店頭で購入していて、食費を抑えたいと悩まれている方は、ぜひ、ネットスーパーを試してみてください。
出典
総務省「令和3年版情報通信白書」第1部 特集 デジタルで支える暮らしと経済 第2章 コロナ禍で加速するデジタル化 第1節 コロナ禍で拡大したデジタル活用 2 コロナ禍による社会・経済への影響 3 デジタル活用による消費行動の変化 1 オンライン消費の増加(156ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー