
地下鉄やJRなどを使ってもいいのですが、駅まで歩いてまた乗り換えて……というのはつらいかも。タクシーも短い距離なら410円で利用できますが、やはりお金を節約したいものです。
夏休みに東京に行こうという人、とくに東京都心の「丸の内・日本橋」方面に行く人は、無料巡回バスの利用を検討してみたらいかがでしょうか?
とくに、日本橋地区の巡回バスは江戸情緒たっぷりのエリアを巡りますので、無料でちょっとした遊覧旅行気分が楽しめます。

Text:藤木俊明(ふじき としあき)
副業評論家
明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。
誰でも無料で利用できる巡回バスいろいろ
東京で「無料巡回バス」のサービスを提供している会社はいろいろありますが、ショッピングモールや温泉施設などの送迎サービスではなく、東京都心でのエリアを巡回する無料バスとして代表的なものは、日の丸自動車が運行している「東京ベイシャトル」(お台場)「丸の内シャトル」(大手町~丸の内~有楽町)「メトロリンク日本橋」(日本橋~八重洲~京橋)「メトロリンク日本橋Eライン」(日本橋~八重洲~人形町)です。
どのルートも、誰でも無料で利用できます。ただし、停留所にはすべて停まりますので、急ぎの人はご注意ください。また運転間隔もゆったり目です。
この中で、とくに巡回コースが長く、しかも情緒たっぷりなのが「メトロリンク日本橋Eライン」ではないかと思います。平日は8:00~18:00、休日:10:00~20:00の間、約22分間隔で運行しています。(元旦休み)
江戸情緒たっぷりの水天宮や人形町を巡り、また東京駅へ
「メトロリンク日本橋Eライン」は巡回バスですから、どの停留所から乗ってもよいのですが、たとえば『東京都八重洲口』から乗ると『三越前駅』『室町1丁目』(コレド室町の前です)と巡り、そこからぐっと狭い道に入って行き、掘留、浜町(明治座)を経由して、『水天宮前』に着きます。
ここでは2016年に完成した水天宮の新社殿に参拝したいもの。そこから甘酒横丁など情緒あふれるお店が並ぶ『人形町1丁目』(人形町駅)などを経て、『日本橋2丁目』(日本橋高島屋前)に着き、そこから『東京都八重洲口』に向かいます。これで一周。
どの区間で降りても、また乗車しても無料です。たとえば東京駅から水天宮前駅、そこから日本橋駅を電車で利用したら、鉄道ICカードの最安値でも165円プラス165円で330円かかります。喫茶代ぐらいは節約できるでしょう。
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アプリを使えば、日本橋だけでなく丸の内、お台場もフォロー可能
無料とはいえ、ずっと何周も乗っていると運転手さんにチェックされることがあります。マナーに気をつけ、譲り合いたいですよね。
どうしてこんな無料巡回バスが可能なのかというと、巡回するエリア企業の協賛金でまかなっているとのこと。
心配なのが「次はいつ来るの?」というバスの運行状況です。それには、「無料巡回バス」のアプリがiOS/Androidどちらでも準備されているので(これも無料)、スマホに落としておけば、「どこの停留所が近いのか」「そこにあと何分でバスが来るのか」がわかりやすく表示されます。
このアプリは「東京ベイシャトル」「丸の内シャトル」「メトロリンク日本橋」「メトロリンク日本橋Eライン」共用です。
この夏、節約して東京観光したい、とくに日本橋エリアに遊びに来たい人は、無料巡回バスを買い物・名所巡りなどに楽しく活用しましょう。
Text:藤木 俊明(ふじき としあき)
明治大学リバティアカデミー講師・副業評論家