ハワイのB級グルメ「フライドライス」が1皿2500円!? 円安の影響でハワイの物価が大変なことに!
配信日: 2023.06.29

そこで、ハワイの物価のビフォー・アフターと、円安のなかでも旅行を楽しむための四つのポイントを、ご紹介します。せっかくの海外旅行、楽しみたい……そうお悩みの方は、ぜひ、参考にしてください。

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円安でハワイの物価が急上昇! ビフォー・アフターは?
ハワイで用いられるのは、おもにUSドルです。しかし、近年は、円安状態が続いています。この影響により、すでに現地を訪れた方のなかには「以前ハワイに来たときよりも物価が上昇している!」と感じた方もいらっしゃるでしょう。
では、実際に支払う料金には、どれくらいの影響があったのでしょうか。
例えば、1995年に新婚旅行をした夫婦が、無事に子育てを終えて、2023年に、久しぶりにハワイへ旅行に行ったと仮定しましょう。
どちらのときもランチで、ハワイのB級グルメとして有名な「フライドライス」を、18USドルで買って、二人で食べたとします。すると、それぞれのときの支払い額は、以下のように計算され、およそ900円も値上がりしていることになります。
●1995年:1USドル約94円だったため、およそ1692円
●2023年6月28日時点:1USドル約144円になっているため、およそ2592円
円安によって、あらゆるものの物価が上がったことで、なかには宿泊費で8万円、タクシー代で2万円、ランチで1万円など、想定していたよりも出費がかさんでしまった家族も。為替相場の影響は、旅行時に大きな影響を与えるといえるでしょう。
円安でもハワイ旅行を楽しむ四つのポイント
「円安でも、ハワイへ行きたい」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。その場合は、以下のポイントをおさえておくことで、費用をおさえつつ、ハワイ旅行を楽しめます。
●レストランでは、メニュー表をもらって、低価格のメニューをチェックする
●食事は、ボリューミーなものをテイクアウトして、ホテルでシェアする
●現地のスーパーで、夕方以降のセールをチェックする
●人気観光地ではなく、ローカルエリアで、食事場所や宿泊先を探す
ただし、見知らぬ土地で、ローカルエリアを探索すると、治安の悪い地区に入ってしまう危険性もあります。もし、スリにでも遭遇してしまったら、所持金を失うことになるでしょう。旅行の前には、行動範囲内となる地域の治安について、綿密に下調べしておくことが大切です。
下調べをして楽しい思い出作りを!
円安でも、綿密に下調べをしておいて、シェアしたり安いお店を見つけたりしておくことで、費用負担を軽減しながらも、旅行を楽しめます。せっかくのハワイ旅行ですから、お金について不安を覚えながら、旅行したりしないで済むように、しっかり下調べをして、楽しい思い出を作りましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー