影響力もワールドワイド!BTSがもたらす「経済効果」はいくら?
配信日: 2023.06.22

本記事では、BTSがもたらす経済効果について解説します。

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
目次
BTSのプロフィール
BTSは、2013年にデビューしました。メンバーは、リーダーのRM、SUGA、J-HOPE、JIN、JIMIN、V、JONG KOOKの7人です。
Spotifyで最もストリームされたアーティストや、音楽グループによるInstagramの最多フォロワー数など、23個のギネス記録を持ち、ワールドワイドな人気を誇っています。
また、国連本部での演説や、国連児童基金(ユニセフ)とのパートナーシップ締結など、音楽シーン以外での活躍も注目されています。
コンサートを開催した際の経済効果は約1129億円!
世界中から注目されて、絶大な人気を誇るBTSですが、経済効果の金額も絶大です。
韓国政府傘下の韓国文化研究院によると、観客をコロナ禍以前の水準(6万5000人)に戻して、コンサートを開催した場合、1公演で最大1兆2207億ウォン(約1158億円)の経済効果が見込まれると発表しました。
主な内訳としては、チケットの売り上げで1084億ウォン(約103億円)、公演関連商品売り上げが138億ウォン(約13億円)、チケットやグッズの生産関連で2090億ウォン(約198億円)などが挙げられています。
こんなものまで!? BTS効果で売れたもの2選
コンサートをはじめ、音楽業界における経済効果としては、異例ともいえる数字をたたき出しているBTS。
音楽シーン以外でも、BTS効果で、爆発的に売れた商品がありました。今回は二つご紹介します。
1. JONGKOOKが紹介したコンブチャ
コンブチャとは、砂糖などを入れた紅茶を、酵母や微生物によって発酵させた飲料です。名前は似ていますが、日本でおなじみの昆布茶とは別物です。
メンバーのJONG KOOKが、一日に2包ずつ飲んでいると、ライブ配信中に紹介。紹介後の反響はすさまじく、1ヶ月分の生産量が3日間で売れてしまい、海外売り上げは、前月比で800%も上昇しました。
本人も、コンブチャが2箱しか買えなかったと、SNSに反応するほどの事態となりました。
2. 担当メイクがVに使ったリップ
公式YouTubeチャンネルを通じて公開された映像で、メーキャップアーティストが、Vにリップを塗る姿が3秒ほど登場。映像を見たファンが商品を特定、米アマゾンとメーカーのISOI米国サイトで、リップが売り切れる事態に発展しました。
メーカーのISOIも反応して、公式Instagramで感謝のコメントを残しています。
その額は桁違い! デビューから10年間の経済効果予測
韓国の現代経済研究院によると、BTSの経済効果は、ヒット曲「江南スタイル」でブレイクしたPSYや、ドラマ『冬のソナタ』でヨン様旋風を巻き起こしたペ・ヨンジュンを超えると予測されています。
経済効果の年間平均が約5兆5600億ウォン(約5276億円)、デビューから10年間の経済効果は計56兆1600億ウォン(約5兆3296億円)に上る見通しです。
日本のトップアイドルである嵐の経済効果が、2年間で約3249億円と考えると、BTSの経済効果は、空前絶後の数字といえるでしょう。
2025年には全員再集結! 今後のBTSの活躍に注目
ワールドワイドな人気を誇るBTSですが、メンバーのJINとJ-HOPEが兵役中のため、グループ活動は休止しています。現在は、メンバー個人で活動を行っていますが、ソロでの人気も健在です。JIMINのソロ曲は、米ビルボードで1位を獲得する快挙を成し遂げました。
グループ活動の再開ですが、再来年の2025年までにメンバー全員が兵役を終えて、再集結する予定です。今から関連グッズを買いそろえて、再集結する日を心待ちにしてはいかがでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー