「一度は乗ってみたい」豪華三大寝台列車!気になるサービスや料金とは?
配信日: 2023.06.20

この記事では「TRAIN SUITE 四季島」「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」「ななつ星in九州」の料金やサービスを、分かりやすく紹介します。

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「TRAIN SUITE 四季島」(JR東日本)
2017年5月1日(月)に、JR東日本が運行を開始した、「深遊 探訪(しんゆう たんぼう)」をコンセプトとした寝台列車です。東日本の奥深さと、沿線の方々との出会い、時どきのうつろいを味わえる、贅沢な鉄道の旅を堪能できます。
「TRAIN SUITE 四季島」のサービス
発着は上野駅13番線。「TRAIN SUITE 四季島」に乗車する方専用のラウンジがあり、乗車前から上質な空間で、優雅な時間を過ごせることが特徴です。車内には、和紙、漆、金箔(きんぱく)など、東日本各地の工芸品を調度品として搭載。
デラックススイートには、暖炉も設備されています。4号車にはユニバーサルルームの部屋が1室あり、車いすでシャワールームの入室が可能です。
旅のメニューと料金
季節ごとにルートや内容を変えながら、東北や東国を、1泊2日から3泊4日で運行するのが基本ルートです。
旅行メニューと代金(2名1室利用時の1名分の料金)※1名1室もあります。
冬の1泊2日コース | 37~50万円 |
冬の2泊3日コース | 55~75万円 |
春から秋にかけての1泊2日コース | 37~50万円 |
春から秋にかけての3泊4日コース | 80~100万円 |
「東日本の旬」コース(早春の2泊3日) | 80~110万円 |
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(JR西日本)
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は、2017年に、JR西日本が運行を開始した寝台列車です。それまで約26年間営業運行した、臨時寝台列車「トワイライトエクスプレス」の名称を受け継いだため「二代目」と呼ばれることもあります。
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」のサービス
日本の原風景とも呼ばれる場所が数多くある西日本を、「上質さの中に懐かしさを」をコンセプトとする車両が走ります。京都や松江、出雲、宮島、日本海や大山、瀬戸内海の多島美など、記憶に残る特別な鉄道の旅を提供しています。
旅のメニューと料金
京都と下関の発着で、山陰をまわるコースです。まれに、山陽・山陰の周遊コースもあります。
旅行メニューと代金(2名1室利用時の1名分の料金)※3名・4名1室もあります。
12~2月 1泊2日コース | 33万5000~84万5000円 |
12~2月 2泊3日コース | 58~132万円 |
「ななつ星in九州」(JR九州)
2013年に、JR九州が運行開始した「ななつ星in九州」は、日本で「クルーズトレイン」「豪華寝台列車」と呼ばれる列車の先駆けです。ななつ星の列車名は、九州の七つの県、七つの観光素材、7両編成の客車を表現しています。
「ななつ星in九州」のサービス
九州の自然、食、温泉、歴史文化、パワースポット、人情、列車の、充実した七つ観光素材により、「新たな人生にめぐり逢う、旅。」をコンセプトにしている「ななつ星in九州」。九州の魅力を余すことなく、世界に発信しています。13歳未満は乗車不可であり、上質な大人の旅を演出しています。
旅のメニューと料金
「ななつ星in九州」の基本的経路は、過去に何度か組み直されています。経験を積み重ねて、コースに趣向を凝らしているため、リピーターが多いことが特徴です。
旅行メニューと代金(2名1室利用時の1名分の料金)※1名1室もあります。
1泊2日 九州周遊コース | 65~90万円 |
3泊4日 霧島コース | 125~170万円 |
3泊4日 雲仙コース | 115~160万円 |
※筆者作成
まとめ
鉄道ファンだけではなく、多くの方があこがれる、豪華三大寝台列車。濃密な時間の豊かさを堪能できる、贅沢な列車の旅を紹介しました。ぜひ一度、乗車してみてください。
出典
東日本旅客鉄道株式会社 「TRAIN SUITE 四季島」
西日本旅客鉄道株式会社 「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」
九州旅客鉄道株式会社 「ななつ星in九州」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー