【恐怖】夜中に水道が止まった!→それでも「確認のため外へ出てはいけない」理由とは?
配信日: 2023.06.17
しかし、実は思わぬ犯罪に巻き込まれるケースもあるので注意が必要です。今回は、水道にまつわる犯罪のケースと対策を紹介します。

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夜中に突然水道が止まったときは要注意
夜中に突然水道が止まった場合、元栓を確認しようと外に出る人は多いのではないでしょうか。しかし、水道が止まっても安易に外に出てはいけません。実は、元栓を故意に閉めて住人を外におびき出し、襲うという犯罪ケースがあるためです。特に、1人暮らしの人がそのまま連れ去られた場合は、周囲に気づかれるまで時間もかかります。
水道だけに限らず、ガスが止まったときも注意が必要です。実際に、ガス栓についても故意に閉めるという犯罪が起こっています。中には、ストレス発散や嫌がらせとして栓を閉める人もいますが、単なるイタズラで済むとも限りません。何か異変が起こっても簡単に出ていくことのないよう、普段から注意しておく必要があります。
水道が止まる一般的な原因とは?
水道が止まる原因としては、断水やポンプなどの故障、凍結、水道料金の滞納などが一般的です。ただし、断水や料金滞納による給水停止は、通常は事前に通知されます。工事などの事情で断水が行われるときは、少なくとも数日前には告知がありますし、給水停止も事前に予告書が届きます。
そもそも、料金の滞納によって給水が停止される場合でも、夜中に突然止まることはありません。停止作業は、水道局の営業時間内に行われるのが一般的です。それ以前にまず督促状が届きますし、段階を踏んで停止になります。冬の寒冷地なら、水道管の凍結によって止まることはあります。しかし、それ以外の季節や凍結のない地域なら、故障または故意に閉められたと考えたほうがいいでしょう。
夜中に突然水道が止まったときの対処
夜中に水道が止まったら、まず故障や断水が起こっていないか確認することです。マンションやアパートのような集合住宅の場合は、管理会社に確認の電話を入れましょう。ポンプの不具合などがあれば管理会社で把握していることが多く、事情を聞くことができます。
管理会社が入っていない物件は、水道業者に相談するという方法もあります。ただし、断水や故障の可能性がなく不自然に止まったときは、警察に相談するのが一番です。通りに面しているなど、人が入りやすい建物なら防犯カメラの設置も対策になります。ガスが不自然に止まったときも同様です。すぐに出ていかずに、防犯カメラやテレビドアホンなどから外の様子を確認しましょう。
外におびき出すという犯罪には注意
今回は、水道の元栓を閉めるというケースを紹介しましたが、外におびき出す犯罪手口はこれだけではありません。玄関を開けやすいケースでは、宅配業者や集金を装った手口などもあります。特に、1人暮らしの人は安易に玄関を開けないよう気をつけましょう。
もちろん、水道料金やガス料金などの払い漏れがないことも注意しておきたいことです。
※ 2023/6/19記事を一部、修正いたしました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー