「ストレス」を無くせば「散財」を減らせる?ストレスが散財を引き起こす理由と対策
配信日: 2023.06.13

無駄な出費をおさえるには、ストレスを軽減させなければなりません。ストレスを軽減する方法として、睡眠の質にこだわることをおすすめします。
良質な睡眠は、ストレス軽減だけではなく、さまざまなメリットがあって、健康的な身体になるための重要な役割を果たします。
睡眠の質にこだわれば、心身ともにストレスのない健康的な身体が手に入り、散財を減らして、無駄な出費もおさえられるでしょう。

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散財を減らすためにはストレスを軽減
ストレスによって、自律神経の乱れから、身体や心に変化が見られ、あらゆる面に悪影響を及ぼします。そのため、人はストレスを抱え込みすぎないように、発散しようという心理が働きます。
散財は、ストレス発散方法の一つであり、ストレスを解消するために起こしてしまう行動です。ストレスをため込むと、身体や心だけではなく、行動面にも影響を与えます。
ストレスを抱え込まないために散財して発散し、さらに、ストレス状態が続いたことでも、散財を続けてしまうのです。ストレスと散財には深い関連性があるため、お金を使いすぎてしまう問題を解決するには、ストレスの軽減が大切になります。
ストレスと睡眠の関係性
睡眠は、自律神経の働きを整えて、ストレスへの耐性も向上させます。身体だけではなく、脳も休ませる方法が睡眠です。一方で、ストレスを抱え込んだ状態では、睡眠の質が低下してしまいます。
ストレスをため込んでしまうと、睡眠の質が悪くなるため、睡眠の質が低下しないように、意識しなければなりません。ストレスをため込まぬように、普段から、良質な睡眠で小さなストレスを解消させましょう。
睡眠の質が低下すると、散財だけでなく、生活習慣病になるリスクも高まり、もし症状があれば、悪化させてしまいます。さらにストレスを抱えることになり、もっとお金がかかる可能性も考えられるでしょう。
睡眠の質を向上させる方法
睡眠の質を向上させるには、以下の3カ条を実践します。
・睡眠ルーティンを決める
・運動を習慣化する
・睡眠環境を整える
ストレスを解消して、散財をなくすためには、それぞれの具体的な方法を知っておくとよいでしょう。
睡眠ルーティンを決める
体内時計を正常に働かせると、良質な睡眠へのルーティンができます。
朝起きて太陽の光を浴びれば、体内時計を整えられますので、朝の通勤を利用して、意識的に朝日を浴びましょう。
また、寝る90分前に風呂に入ったり、寝る30分前に耳をマッサージしたりすることも効果的です。自分に合ったルーティンを確立することで、良質な睡眠を習慣化できます。
運動を習慣化する
運動も、睡眠に影響を与える習慣です。運動をする人には不眠の割合が少なく、習慣的に運動をすることで、より良質な睡眠を得られます。
習慣化が大切になりますので、散歩やランニングなどで有酸素運動をすることをおすすめします。睡眠の3時間前の運動であれば、スムーズな入眠を促進してくれます。
ただし、習慣化が重要なため、自分のライフスタイルに合った時間に、続けられる運動をしましょう。
睡眠環境を整える
寝室の環境も、睡眠に大きな影響を与えます。特に、温度や照明へのこだわりは大切です。
良質な睡眠をとるための寝具内の温度は、32~34℃とされています。寝室自体の温度は、26℃が適温となるため、エアコンなどで調整しましょう。
寝ているときの照明は、0.3~1lxまでが推奨される照度で、具体的には、月明かり程度の光が最適といわれています。
また人は、まぶたを通して入ってくるほどの光には、睡眠の深さにかかわらず、反応してしまいます。明るすぎる部屋での睡眠には、注意が必要です。
ストレス軽減と散財のまとめ
ストレスがあると、発散するために、人は散財してしまいがちです。さらには、ストレスが原因となって散財行動を起こしてしまいます。
ストレスと散財には深い関係性があるため、散財をなくすためには、ストレスをためないようにしなければなりません。ストレスをためないための方法として、良質な睡眠の摂取を意識しましょう。
良質な睡眠をとるためのルーティンや、習慣化、環境の整備を意識することで、ストレスを減らせれば、無駄な出費もおさえられるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー