猫と暮らすために「ペット可」物件に引っ越したい! 家賃はどのくらい高くなる?

配信日: 2023.04.29

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猫と暮らすために「ペット可」物件に引っ越したい! 家賃はどのくらい高くなる?
現代では「ペットと一緒に暮らす」という生活への人気が高まっていることもあり、分譲だけでなく、賃貸の集合住宅でもペットが飼える物件は増えています。
 
この記事では、猫を飼うことになり、ペット可物件への引っ越しを検討している人に向けて、ペット可物件の相場や引っ越し費用を抑えるコツ、猫と引っ越しするときの注意点について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ペット可物件の家賃相場は一般物件の1~2割増

ペット可物件の賃料は、エリアや物件の築年数、種類などによって異なってきますが、一般的にはペット不可物件よりも家賃や初期費用、退去費用が高くなる傾向にあります。ペット可物件(集合住宅)は、単にペットを飼うことが許可されている「ペット可」とペットを飼うことを前提に設計された「ペット共生型」の2つに分類されます。
 
家賃の相場は、他の条件が同じ一般物件の相場と比べて、ペット可では1~2割ほど、ペット共生型では1.5~2割ほど高く設定されていることが多いでしょう。例えば、一般物件の相場を6万5000円とした場合には、おおよそですが、約7万2000円~8万円弱がペット可物件の家賃相場といえます。
 

引っ越し費用を抑えるコツ

引っ越し費用を抑える最も効果的な方法は、料金が安くなる閑散期を選ぶことです。通常、引っ越しの費用は3~4月の繁忙期が一番高くなりますので、その時期は避けたほうがよいでしょう。
 
複数の業者に見積もりを取って比較し、値引き交渉することも大事です。また、引っ越しの費用は荷物の量によっても決まりますので、自分で運べるものは別途レンタカーなどを借りて運ぶことで、費用を下げられる場合もあります。
 

猫と引っ越しするときの注意点

猫との引っ越しの際には、「移動」「引っ越し当日の対応」「引っ越し後のケア」の3点において注意が必要です。
 

・移動

移動中に猫が脱走しないよう、必ずキャリーバッグに入れて運びましょう。あらかじめキャリーバッグに慣れさせることや、途中で粗相をしないように事前にトイレを済ませておくことも大事です。念のため、キャリーバッグの底にペットシーツを敷いておくと安心です。
 

・引っ越し当日の対応

荷物搬入時の大きな音や大勢のスタッフの出入りに、猫は恐怖を感じます。できるだけ猫が落ち着いて過ごせる部屋を確保しておき、荷物の搬入が済むまでは、室内に設置したケージの中などで待機させましょう。
 

・引っ越し後のケア

環境の大きな変化に、猫は強いストレスを感じている可能性があります。猫が安心できるよう、猫のニオイがついたベッドや毛布などをそばに置いてあげましょう。
 
猫が緊張状態にある場合は、最初は部屋を限定して、徐々に行動範囲を広げてあげるほうがよいでしょう。体調不良の原因を特定しやすいよう、フードも今まで食べていたものを与えるのが基本です。また、室内飼いでのストレス解消のために、キャットタワーなど、猫が好む上下運動ができる環境を整えてあげることも大切です。
 

引っ越し後には近隣住民にも配慮を

引っ越し後には、猫を飼っていることで近隣住民に迷惑がかからないよう、騒音やニオイなどの対策も行いましょう。「床にカーペットを敷いて足音が階下に響かないようにする」「トイレをこまめに掃除したりする」などがその一例です。また、猫が爪をとぐ場所をきちんとしつけて、壁紙などを不要に傷付けることがないようにすれば、退去費用も抑えられるでしょう。
 

出典

旭化成不動産レジデンス株式会社 へーベルメゾン ペット共生型賃貸住宅プラスわんプラスにゃん コンセプト
旭化成不動産レジデンス株式会社 へーベルメゾン ペット共生型賃貸住宅プラスわんプラスにゃん ペット専用設備
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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