「クレヨンしんちゃん」が毎日チョコビを食べたら、年間のおやつ代はいくら?子どものおやつ代節約方法とは?
配信日: 2023.04.29
チョコビを毎日買ったとすると、年間のおやつ代は、なんと約4万円!計算してみると、なかなかの出費です……。
このように、お子さまがいるご家庭では、おやつ代に悩む方もおられるのではないでしょうか?
そこで今回は、子どものおやつ代や食費について調べました。さらに、おやつ代を節約するコツもご紹介します。
「子どもにかかる食費はいくらなの?」
「子どものおやつ代がかさんで困る」
と感じている方は、ぜひチェックしてください。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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子どもの「食費」は年齢が上がるにつれて増加傾向
内閣府が発表した「平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査」によると、第1子一人あたりの年間子育て費用額の「食費」は以下のとおりです。
●未就園児:16万6387円
●保育園児・幼稚園児:22万4627円
●小学生:27万8294円
●中学生:35万6663円
上記食費のなかには「食事代・弁当材料費」はもちろん、「おやつ・間食代」も含まれます。
0歳~中学3年生までの食費の内訳をみてみると、「おやつ・間食代」の割合が一番高いのは、中学生3年生の5万5343円。未就学児(0~6歳)のなかでは、6歳の4万2676円が一番高いという結果でした。
年齢が上がるにつれて、金額が高くなるのは、おやつ・間食の量や頻度が増えることが要因かもしれません。
チョコビを毎日買うと、年間で約4万円もの出費に!
同じく内閣府の調査によると、クレヨンしんちゃんと同じ5歳の「おやつ・間食代」は、3万7029円です。
チョコビが1個110円前後で販売されているため、毎日1個チョコビを買うと、ひと月で約3300円、年間にして約3万9600円もの出費となります。ほかのおやつを購入したり、子どもの人数が増えたりすると、もっと高額となるため、おやつ代は、案外あなどれない出費といえるでしょう。
与えるおやつの種類や量によっても、出費は大きく変わります。そのため、工夫次第では、おやつ代を削減できるかもしれません。
おやつ代を節約するコツをご紹介
最後に、おやつ代を節約するコツをご紹介します。おやつ代の出費に悩む方は、以下の方法を試してみましょう。
●おやつを買う回数や量を、事前に決める(子どもと共有する)
●おやつを買うときに、ポイントを使う
●お小遣いから、自分で購入してもらう(子どもがお金の管理ができる年齢になったら)
●余った食材で、おやつを手作りする
●お菓子だけではなく、「おにぎり」などの日を設ける
買い物に行くたびに、お菓子を買ってしまっている場合は、買ってもよい日を決めて、事前に買う量を、子どもと共有しましょう。また、普段の買い物で貯まったポイントを活用することで、0円でお菓子が手に入り、お得です。
おやつを手作りすることも、節約につながります。冷凍や常温で保存できるおやつを、何日か分をまとめて作れば、食費として安くおさまります。
ただし、おやつ作りのために、いろいろな材料を買ってしまうと、食費がかさんでしまいますので、注意しましょう。食パンの耳や、野菜・果物の切れ端など、料理の際に余った食材を活用することもおすすめします。
おやつ代は工夫次第で節約できる
おやつ代は、子どもの年齢によっても異なりますが、月に数万円ほどの出費となります。子どもが複数いるご家庭では、人数分の出費が重なり、より負担が大きくなるでしょう。
しかし、おやつの選択や買い方を工夫することで、出費を抑えられて、節約につながります。今回ご紹介した方法を、できることからでけっこうですので、ぜひ、実践してみましょう。
出典
・内閣府「平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー