コストコは年会費がかかるのになぜ人気?人気の理由5選!
配信日: 2023.04.24
コストコは、会員制であるにもかかわらず、連日人気を博しています。1999年に日本初出店したコストコは、どうしてここまで、人々を魅了し続けているのでしょうか。
今回は、コストコの概要と、人気のある理由を5つご紹介します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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コストコ(Costco)って何?
コストコは、カリフォルニア発祥の倉庫型卸売り店です。会員制で、生鮮食品から日用品、家電、家具、ファッション雑貨、宝石など、幅広い商品を取り扱っています。
コストコの特徴は、なんといってもその安さです。オリジナル商品だけでなく、スーパーに並ぶような商品が、ビッグサイズかつ低価格で販売されています。
この低価格が実現できる理由は、中間マージンを省き、メーカーから直接仕入れをおこなっているためです。年会費は4840円(税込み)と、決して安くはありませんが、安く魅力的な商品が多いことから、多くの方が利用しています。
コストコってなんで人気なの?
年会費がかかるのにもかかわらず、コストコには多くのファンが存在し、ブログやSNSでも反響を呼んでいます。なぜ、コストコが人気を集めているのでしょうか。今回は、人気の理由を5つ、ご紹介します。
1.商品が大きい
コストコは倉庫型店舗であることもあり、大きな敷地面積を誇ります。東京・多摩境倉庫店の敷地面積は1万平方メートル超えとなっています。
もともと、業者向けのスーパーであるコストコは、ありとあらゆる商品が業務用サイズで販売されています。
例えば、カルビーのポテトチップス。通常スーパーで売られているものは1袋60〜80グラム入りですが、コストコで売られているものは、なんと472グラム入り! 約6倍もの大きさです。
見慣れた商品が、特大サイズで販売されている様子は、まるでテーマパークのようですね。
2.家具のディスプレイや、ジュエリーが展示
コストコでは、家具や家電も販売されています。
椅子やソファはもちろん、日本では見かけない電気暖炉や、大きなテントなどのアウトドア製品も販売されており、時季によって展示が入れ替わります。
また、店舗によっては、ダイヤモンドなどのジュエリーが展示されており、実際に購入することも可能です。目で見て楽しむのもいいですね。
3.アメリカンを味わえるフードコート
コストコには、フードコートが併設されています。
定番メニューは、ホットドッグやピザ、ソフトクリームなど。ほかにも、スープやソフトドリンクが堪能できて、しかも大容量・低価格で、アメリカンな雰囲気を味わえます。
4.コストカットで実現された安さ
コストコはメーカーと直取引を行っており、中間マージンを省くことで、卸売り価格で商品を販売しています。例えば、辛ラーメンは通常1袋188円(税抜き)ですが、コストコで購入すると20袋1698円(1袋約85円)(税込み)の価格で購入可能。フードコートのソフトドリンクも500ミリリットルの大容量で80円(税込み)と、驚くべき値段です。
5.自社商品が魅力的
コストコでは「カークランドシグネチャー」という自社商品も製造・販売しています。
生鮮食品では、以下のようなものがあります。
●ロティサリーチキン(700~800円ほど)(以下、税込み)
●プルコギ(100グラム 約180円)
●アトランティックサーモン(1キログラム 約5000円)
●パンやマフィン(400~1000円ほど)
●食用オイル(2キログラム 約2500円)
また、日用品も取り揃えています。
●おしりふき(900枚 約3800円)
●掃除用洗剤(5リットル 約1800~2800円)
●ブランケット(2500~4000円ほど)
●洋服(1000~9000円ほど)
コストコの強みである「大容量・低価格」はもちろん、使い勝手のよい多種多様な商品を取り扱っています。
コストコは財布に優しく目でも楽しめるところが、人気の秘密だった
コストコは「大容量・低価格・高品質」の3点の長所とともに、珍しい商品や展示など、テーマパークのように楽しめることも、人気を後押ししています。
年会費は決して安くはありませんが、コストコ会員の友人と一緒なら、非会員でも大人2名までが同伴できます。これを機に、友人や家族とコストコで、お買い物を楽しんでみてはいかがでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー