更新日: 2019.03.26 その他
夏本番に向けて準備!電気代節約術!
連日のエアコン利用などで電気代が高くなりがちな夏の季節。またこのごろは電気代そのものも値上げ傾向にあり、家計に響く季節です。
節約もしながら、暑さを乗り切る方法をご紹介します。
執筆者:マネラボ(まねらぼ)
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エアコン無しでは無理!エアコン利用重視なら、活時間帯&エリアをチェックして節約!
家に居るときは暑さ対策としてどうしてもエアコンを利用したい!というなら、家にいる滞在時間や場所がどこかで工夫することができます。電気代には利用する時間帯によって単価が異なる設定があることをご存知ですか?
もし、家族の殆どが昼間は家におらず、夜間にのみ家にいるというのであれば、夜間の電気代が安くなる契約がないかご自分の契約している電気会社の提供するプランをチェックしてみましょう。
ナイト割などを提供している電力会社も多くあります。この方法は夏だけでなく、冬の暖房代が掛かる季節にも有効ですよ!
また、家にいる時間もそれぞれが各自の部屋で過ごすとなると、それぞれの部屋でエアコン利用が発生してしまいます。
夏の間は、リビングに集まるなど、家族の居る場所を1箇所にすることで、稼動するエアコンの台数を1台に減らすことができ、効率的です。
五感を利用して節約&暑さ対策!
同じ温度でもセミの鳴き声の響く部屋と、さわやかなせせらぎの音が流れる音だったら、なんとなく後者の方が涼しく感じませんか?
実際、同じ気温なのに、今日は寒く感じる、暑く感じるなど環境によって体感温度が変わる経験をしたことがあるのでは?
この体感温度をさげれば実際の室温よりも涼しく感じるはず!ということで、五感を利用して体感温度を下げるアイディアをご紹介します。体感温度が下がればエアコン利用を減らしたり、設定温度をあげたりなど、節約効果間違いなしです。
視覚
色にも暖色系、寒色系があるように色にも温度感覚があるといわれています。
夏の料理にはガラスのクリアなプレートを使うことで涼を表現するように、お部屋のインテリアでちょっとした工夫をするだけで、見た目で体感温度を下げることができますよ。
例えば、ラグマットを青系に変えてみる、寝具を青系にしてみるなど、青い色を取り入れてみましょう。
観葉植物を窓際などにおいておくだけでも視覚的にも涼しさを感じられますし、ゴーヤなどツタのある植物をベランダで育ててグリーンカーテンを作るのも遮光効果が期待できます。
聴覚
前述にあるように、音でも体感温度は変わります。日本においては風鈴が代表的なアイテムですが、昨今ではご近所環境などからベランダや窓際に設置するのが難しい場合もありますね。
そんな時には風鈴の音や、秋虫の鳴き声、川のセセラギ音などの効果音を集めたアプリを利用してみてはいかがでしょうか?
嗅覚/味覚
レモンや大葉の香りはなんとなく夏のイメージはありませんか?
レモンの酸味やさわやかさは、味覚にも涼を加えてくれます。また夏の代名詞の”すいか”も夏の味ですよね。水分をたっぷり含んだ食べ物は涼を感じるとともに、汗などで奪われた水分の補給にも大活躍です。
事実、夏野菜や南国のフルーツは、水分量が多かったり、利尿作用があるなど体温を下げる効果がありますよ。また辛いものも一時的には体温が上がりますが、汗をかくことで体温が下がるのだそうです。
触覚
同じ気温でも風が強い日の体感温度は実際の温度よりも低く感じますよね。扇風機はまさにこれを利用したものです。
窓をあけて、風のとおり道を作ってみてください。ポイントは窓を開けるだけでなく、窓から取り入れた風の出口も設定すること!
窓を開けると同時に、部屋の入り口の扉を開けておく、玄関の扉をほんの少し開けておくなど、風の流れをつくることで涼を感じてみましょう。
また、エアコンを使う場合でも、つける前に温度が上がってしまった室温を少し下げる意味でも、窓を開けることは有効です。
また、エアコンと同時に扇風機を使い、空気の流れを作るだけでも効率的にお部屋を冷やすことができますよ。
また、最近では寝具などにも、涼感アイテムが増えてきました。例えばシーツを涼感のものに変える。涼感スプレーを使うなど、枕に涼感カバーをつけるなどで寝苦しい夜も過ごしやすくしましょう。
TEXT:マネラボ お金と投資の知っトク研究所
後藤あき(ごとう あき)
ファイナンシャルプランナー(AFP)/交渉アナリスト。