ゲートボールを始めたいけど、初期費用ってどれくらいかかるの?
配信日: 2023.04.09
そこで今回は、ゲートボールを始めるにはどのくらい初期費用がかかるのかを、わかりやすく解説していきます。また、ゲートボールの魅力やメリットも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
日本発祥って本当? ゲートボールの歴史やルールを紹介
意外と思われる方もいるでしょうが、ゲートボールは日本発祥のスポーツです。1947年(昭和22年)に、ヨーロッパの競技である「クロッケー」をヒントに考案されたのが始まりといわれます。当時は、戦後の物資が不足する社会状況だったにもかかわらず、ゲートボールを興じる子どもたちの笑い声が響いていたといわれています。
その後、ゲートボールは誰でも楽しめるスポーツとして全国に広がって行きます。そして1984年(昭和59年)に全国統一ルールが制定され、今や50以上の国と地域で愛されるスポーツなのです。
ゲートボールは、5人1組の2チームで得点を競うスポーツです。参加者それぞれの持ち玉を3つのゲートにくぐらせて、そのあとゴールポールに当てた人が上りとなるルールです。ゲートを通過すると1点、ゴールポールに当てると2点と決められています。1試合30分で、終了時点で多くの得点を持っていたチームの勝利です。
なお、時間内にチーム全員が上がるとパーフェクトゲーム達成として、その時点で試合は終了します。
しかし、ゲートボールはただ早く上がればよいというものではありません。というのも、上がったあとは観戦者となり、何もできなくなってしまうからです。そのため、上がれる状態であってもわざとフィールドに残り、相手チームを妨害するなど、駆け引きをするのが重要となります。
ゲートボールを始めたい! 必要な初期費用を解説!
結論からいうと、ゲートボールを始める初期費用は1万円から2万円程度です。状況によっては0円でも始められます。
というのも、ゲートボールはサークルなどに参加して楽しむのが一般的であるため、必要なものはほとんど借りることができるからです。1万円から2万円というのは、個人用のスティックの値段ですが、それさえ借りられることがあるので、状況によっては初期費用は0円となります。
実際にゲートボールの試合をする場合に必要なものには、「スティック・ボール・ゲート・ゴールポール・ラインテープ・タイムスコア・ゼッケン」などがあります。しかし、これらのほぼすべては、サークルなどで用意してくれるのです。
ユニバーサルスポーツとは? ゲートボールの始め方や魅力を紹介!
ゲートボールを始めるには、近くのゲートボールサークルなどに参加するのが一番よい方法です。サークルは、住んでいる地域の自治会や役所で確認できます。また、新聞や回覧板などで情報を得ることもできるでしょう。では以下に、ゲートボールの3つの魅力を紹介します。
1.誰でも楽しめる
ゲートボールはユニバーサルスポーツであり、年齢・性別・身体的状況に関係なく楽しめます。例えば、おばあさんが孫と一緒にプレイすることも可能ですし、身体に障害を持つ人と健常者が一緒にプレイすることもできるのです。
2.チームプレイの醍醐味を味わえる
ゲートボールは全員で一丸となり、勝利を目指すスポーツです。チームプレイの醍醐味を存分に味わうことができます。
3.戦略を立てる楽しみが味わえる
ゲートボールは、ゲームの流れを読み取って進める戦略型スポーツです。戦略を立て、駆け引きをする楽しみが存分に味わえます。
ほかにも、ゲートボールは高齢者への大きなメリットがあるとされています。戦略を練ることで脳機能が活性化し、チームプレイによって会話が多くなることが、認知症や記憶力の低下の防止に役立つとされているのです。
積極的に参加してゲートボールを楽しもう!
ゲートボールを始めるには、基本的にスティック代が1万円から2万円と、参加する敷居が下がった人もいることでしょう。状況によってはスティックさえ借りられることもあるため、初期費用なしで楽しめる場合も多いのです。
そして、ユニバーサルスポーツと呼ばれるゲートボールは、幼い子供から高齢者、そして障害者まで、誰もが参加できるスポーツです。ぜひ、積極的に参加して、ゲートボールを楽しみましょう。
※2023/4/13 記事を一部修正させていただきました。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部