ちょっと待った！捨てずに有効活用できるモノとその活用法【節約術3選】

近年、ごみの問題が深刻化しており、食品ロス防止や過剰包装の廃止などの対策が実施されています。環境省の「一般廃棄物処理事業実態調査」の報告によると、1人1日当たりのごみ排出量は約900gといわれており、およそリンゴ2～3個分です。
 
日々生活している中で、まだ使えるものをすぐ捨ててしまっていませんか？
 
ごみを減らすには一人ひとりの高い意識が必要です。そして、ごみを減らす行動は、結果として節約にもつながります。
 
そこで今回は、お金をかけずに今すぐ実践できる節約術を3つご紹介します。ごみを減らせて節約もできて、まさに一石二鳥！ この記事を読んで、実践できることから始めてみましょう。

野菜の皮や着なくなった衣服は再利用！すぐ実践できる節約術3選

いつも捨ててしまっているものでも、再利用できるものがあります。
 
今回は、野菜の皮や着なくなった衣服の再利用節約術を3つご紹介します。無駄なく活用することで、ごみを減らせるだけでなく、節約にもつながるでしょう。
 

野菜の皮はスープなどに一緒に入れて食べる

つい捨ててしまいがちな野菜の皮は、スープなどに一緒に入れてみましょう。野菜の皮にも、豊富なビタミンや食物繊維が含まれています。皮まで食べることで、栄養を余すことなく摂取できますよ。
 
しかし、残留農薬や硬い食感が気になる方もいるかもしれません。残留農薬に関しては、よく洗ったり火を通したりすることで減少させられるといわれています。それでも心配な方は、無農薬のものを使用するとよいでしょう。
 
硬い食感は、スープに入れて煮れば軟らかくなって食べやすくなります。野菜の皮を活用した料理は、インターネット上でも多く紹介されているため、調べてみるとよいでしょう。
 

着なくなった衣服はウエス（雑巾）として使う

リサイクルできない肌着や着崩れた衣服などは、小さくカットして掃除用ウエス（雑巾）として再利用しましょう。まとめてカットしてストックしておけば、掃除の際にすぐに使えて便利です。
 
ほかにも、はぎれを集めてハタキを作れば、おしゃれなホコリ取りに大変身！ お気に入りだった衣服が掃除用品として生まれ変わることで、楽しい気分とありがとうの気持ちを持って掃除ができるでしょう。
 

破れたストッキングは室外機の虫侵入防止グッズにする

破れて使えなくなったストッキングは、室外機のホースに付けて虫の侵入防止グッズとして再利用できます。汚れたらそのまま捨てられますし、手間がかかりません。わざわざ専用グッズを買わなくてもよいため、節約にもなります。
 
ほかにも排水口ネットとして活用できるなど、ストッキングはさまざまな用途で使える便利なアイテムなんです。
 

使えなくなったものは再利用して賢く節約！

使えなくなったものや、つい捨ててしまいがちなものでも再利用できるものは多くあります。
 
うまく活用することで、ごみを減らせるだけでなく、節約にもつながります。今回ご紹介した節約術を参考に、ぜひご自宅でも実践してください。
 

出典

・環境省　一般廃棄物の排出及び処理状況等（令和2年度）について
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部