更新日: 2023.03.23 その他

29歳会社員、コツコツ貯めて「300万円」。おすすめのお金の使い道を教えてほしい!

29歳会社員、コツコツ貯めて「300万円」。おすすめのお金の使い道を教えてほしい!
300万円というまとまったお金が手元にある場合、そのまま貯金する、資産運用に回す、また思い切って使ってしまうなどの選択肢が考えられます。夢は広がるものの、考えれば考えるほど、どのようにすればいいのかという方もいらっしゃるでしょう。
 
本記事では、300万円などのまとまったお金の使い道について解説します。

執筆者:辻本剛士()

29歳会社員が貯めた300万円

29歳会社員で300万円をコツコツ貯めたということは、例えば、大学卒業後に新卒採用されてから6年間のうちに貯めたことになります。現在独身か、既婚か、または、これから結婚する意思や予定があるかによっても使い道が変わってくるでしょう。
 
もし、既婚者または結婚の予定がある人ならば、結婚式をあげたり、子どもが誕生したりすることが考えられます。結婚式の費用や日常生活費、子どもの教育費の準備などお金がかかることが多くなるため、コツコツ貯めた300万円をそれらの費用に充てるというのも1つの方法です。
 

300万円のお金の使い道

現在独身の場合であれば、どのような使い方があるでしょうか。29歳会社員、独身の場合で、300万円のお金の使い道について考えてみます。
 

浪費する

浪費とは無駄遣いのことですが、人によって何が無駄遣いなのかは判断が分かれます。一般的には、お酒やおいしい料理、ゲームへの課金など、必ずしも将来の生活を豊かにするのに役立つとは限らないものの、自分が今、楽しいと思える趣味などのためにお金を使うことが当てはまるでしょう。
 
せっかく貯めた300万円を無駄遣いしてしまうことに、抵抗感を抱く方も多いかもしれません。しかし、例えば自分で貯めた300万円のうち、少しだけ自分の娯楽のために使うことも、お金の使い道の1つです。ほどほどに浪費し、あとで紹介する別の使い道に大部分を取り分けておくというのも有効でしょう。
 

貯金する

人生は何が起こるか分からないので、不測の事態に備えて、とりあえずお金を残しておきたいという理由で貯金する方も多いかもしれません。
 
もちろん、コツコツ貯めた300万円を無理に使う必要はありません。しかし、お金は使うことで人生を豊かにする力を発揮することも事実です。目的がなく漠然と貯金しておくのであれば、その一部でも、ここで紹介するどれかの方法に使ってみることを検討してみてはいかがでしょうか。
 

見聞を深める

今まで経験や体験したことのないことに、300万円を使って挑戦してみるという使い方もあります。例えば、日本一周旅行や世界一周旅行などです。
 
300万円あれば、ぜいたくを控え計画的に行動することで、日本だけでなく世界も「一周」することができるかもしれません。または、どこか特定の国の都市や地域、または日本国内の地方に長期間滞在するという選択肢もあります。
 
旅で得られる経験や体験は人生に生かされることが期待できるため、選択肢の1つとして考えてもよいでしょう。
 

自分の学びのために使う

自己投資に回すというお金の使い方もあります。例えば、新しいスキルを身につけたり、セミナーを受講したりという具合です。
 
自己投資した結果、さらにお金を稼げる力を身につける、または新たな発見をするなど成果があれば、有効にお金を使えたことになります。費用に見合った成果が期待できるか、じゅうぶんに見きわめた上であれば、将来のために自己投資にお金を使うことも検討に値するでしょう。
 

起業するために使う

起業のためにお金を使うという手もあります。
 
ただ、どのような事業を始めるかによって必要な金額は変わるため、300万円では足りないこともあるでしょう。もし、会社員から独立して挑戦したいビジネスがあり、創設時の費用がそれほどかからない事業内容であれば、300万円を元手とするのも選択肢の1つとしてよいかもしれません。
 

投資する

300万円のまとまったお金を、投資に回すという選択肢もあります。300万円を元手にして資産運用することで、5年後や10年後の生活が楽になることもあります。
 
しかし、投資はリスクがつきものです。FXや株式、債券、投資信託の売買などの投資方法によって、また個々の投資先によってリスク水準、期待リターンの水準は異なります。投資経験があまりない場合は、リスクを抑えつつリターンを中長期的に増やすための方法など、基本的な知識を身につけた上で踏み出しましょう。
 

結局300万円は何に使うべきか

今回は、300万円の主な使い道について紹介してきました。まとまったお金であっても、いざ使い始めるとすぐになくなるかもしれません。
 
今何にお金を使うべきなのか、または残しておくべきなのか、本記事で紹介したポイントを踏まえて、ご自身でじっくり考えた上で判断することをおすすめします。
 
 
執筆者:古田靖昭
二級ファイナンシャルプランニング技能士

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