更新日: 2023.03.15 その他
引っ越ししたら忘れずに! マイナンバーカードの住所変更、どうすればいいの?
本記事では、マイナンバーカードの住所変更のやり方、手続きで必要なもの、注意点などを紹介していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
マイナンバーカードの住所変更は引っ越し先の市区町村窓口へ
引っ越しをしたらマイナンバーカードの住所変更の手続きが必要です。
同じ市区町村内での引っ越しの場合には、お住まいの地域の窓口でマイナンバーカードの券面記載事項の変更手続きをしてください。券面記載事項の変更手続きが終わると、マイナンバーカードに新しい住所が記載されます。
県外や市外など、市区町村をまたぐ引っ越しの場合には、転入先となる市区町村の窓口でマイナンバーカードの住所変更手続きを行いましょう。何度も窓口に出向くのは手間がかかりますので、転入届の提出と同日に済ませてしまうのがおすすめです。
海外移住や長期の海外赴任や留学などで、国外に転出する場合は、マイナンバーカードを返納しなくてはなりません。市区町村の窓口で返納手続きをしてください。
ちなみに、2023年2月6日からは、マイナポータルを通すことで、転出届の提出を転出元市区町村に、来庁予定の連絡を転入予定市区町村にできるようになりました。短時間で手続きを済ませたい場合は、マイナポータルを活用してみるとよいでしょう。
なお、引っ越しをしてもマイナンバーカードの番号自体は変わりません。原則としてずっと同じ番号を使うことになるため、引っ越し前の住所で使用していた番号がそのまま引き継がれます。
マイナンバーカードの住所変更手続きで必要なもの
マイナンバーカードの住所変更手続きで必要なものは、市区町村によって異なる場合がありますが、主に下記のとおりです。
・マイナンバーカード
・転出証明書(転入届の特例の場合はマイナンバーカードまたは住民基本台帳カード)
・本人確認書類
・マイナンバーカード交付時に設定した4桁の暗証番号
・印鑑
など
本人確認書類は、パスポート、運転免許証、年金手帳、社員証、学生証などを用意しておきましょう。法定代理人が届け出る場合には、戸籍謄本や登記事項証明書などの書類が必要です。
必要なものは、各市区町村によって異なる場合があります。来庁前に役所のホームページなどで、確認してみてください。なお、マイナンバーカードの住所変更手続きでは、料金は発生しません。
マイナンバーカードの住所変更手続きの注意点
引っ越し後は、できるだけ早めに転入手続きとマイナンバーカードの住所変更手続きをしておきましょう。引っ越しをしてから14日以内に転入手続きを取らなかった場合には、マイナンバーカードが失効してしまいます。
また、転入届を提出しても、マイナンバーカードの住所変更手続きせずに90日が経過した場合には、マイナンバーカードが失効します。マイナンバーカードが失効したら再発行手続きをしなくてはなりません。
マイナンバーカードの交付申請中に引っ越す場合もあるかもしれません。その場合には転出した市区町村でマイナンバーカードを受け取ることができないので注意が必要です。引っ越し先の市区町村窓口で転入手続きを済ませた上で、改めてマイナンバーカードの交付申請をしてください。
ただしこの申請の際には、顔写真を添付することなく、署名、または記名押印のみで申請できます。
マイナンバーカードの住所変更を忘れずに!
同じ市区町村内での引っ越し、市区町村をまたぐ引っ越しのどちらであっても、マイナンバーカードの住所変更の手続きが必要です。引っ越し先の市区町村の窓口に出向いて手続きをしてください。
住所変更の手続きが遅れたり、うっかり手続きを忘れたりすると、マイナンバーカードが失効してしまいますので、早めに手続きをしておきましょう。
マイナンバーカードの住所変更の手続きで不明な点がある場合には、各市区町村の窓口で相談してみてください。
出典
神奈川県 引っ越しの際はマイナンバーカードも変更手続きを
大津市 マイナンバーカードの各種手続について
地方公共団体情報システム機構 マイナンバーカード総合サイト 必要な書類について
総務省 引っ越しの際はマイナンバーカード・通知カードの住所変更手続もお忘れなく
デジタル庁 引越しワンストップサービス
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部