春に財布、買い換える？ いくらぐらいの財布を買ってる？

春に購入して使い始める財布のことを「春財布」と呼びます。金運アップのためのさまざまな縁起担ぎをしている人の中には、意識している人もいるのではないでしょうか。

しかし、いつ購入すればよいのか、予算はどれくらいみておけばよいのか、悩む人もいるかもしれません。そこで今回は、春に財布を買い換える人の割合や予算などを紹介します。

春に財布を買い換えると縁起が良い？

春は、花が咲き始めたり木や草が芽吹いたりと自然をはじめ、さまざまなことが活性化する季節です。
 
そのため、春に財布を新しくすることには、中身が活性化されるという意味が込められています。また「春」の文字を「張る」に変え、お金がいっぱいになって「張る」財布という語呂合わせもあります。
 
春財布にあたる買い換え時期は、年明けから4月末頃までとするのが一般的です。元旦や年度の切り替えなどキリのよいタイミングで買うのもいいですし、一粒万倍日など縁起の良い日に新調するのもいいでしょう。
 
春は新生活が始まる季節でもあり、気分を変えたり使い勝手を見直したりして財布を新しくすることは、理にかなっているといえます。
 

財布を買い換えるときの予算はいくら？

醍醐倉庫株式会社が運営する「皮革ドットコム」は2023年1月、男女100人を対象に「春財布に関する意識調査」を実施しました。
 
この調査によると、「財布にかける予算」についての回答は下記のような結果となっています。
 

1位…「1万円～3万円未満」（56人）
2位…「5000円未満」（30人）
3位…「3万円～5万円未満」（12人）

 
また、「財布を買い替える際に重視すること」についての回答は、下記のような結果となっています。
 

●品質の良さ…30人
●カードがたくさん入る等の機能性…23人
●価格の安さ…15人
●形状…15人
●ブランド…12人

 
こうしてみると、財布を買い換えるときは、使い勝手がよく手頃な価格帯であるかどうかで選んでいる人が多いことが分かります。
 
購入の際に気にしている財布の形状については、「長財布」が46人、「二つ折り財布」が43人と、この2つだけで9割近くを占める結果となり、多くの人がお金の出し入れのしやすさを重視していると考えられます。
 

金運アップに良いといわれる素材は？

縁起を担いで財布を買う場合、素材を気にする人も多いかもしれません。
 
金運アップを期待するなら、素材として本革がよいといわれています。爬虫類系なら、蛇革やワニ革などです。ほかにも牛革や豚革、羊革、ヤギ革といった皮革製品などが注目されています。
 
財布の色の選び方にも注意する人は多く、その年のラッキーカラーで決めるという選び方もあります。しかし、自分にとって使い勝手がよい財布を選ぶことが一番です。
 
例えば、お金が出しやすいかどうか、バッグに入りやすく携帯しやすいかどうかで選ぶのもよいでしょう。財布だけ持ち歩くことが多いなら、スマートフォンや鍵が入ることも選ぶ上でのポイントになります。
 

自分に合った春財布で金運アップを！

春は、生活が新しく切り変わる季節でもあります。新生活に合わせて財布を買い換えるのもいいものです。
 
気分を変えたいときや、これまでの運気をリセットしたい人も、財布を新調することで気分転換になるかもしれません。中がお金でいっぱいになる「張る財布」の語呂合わせにちなんで、金運アップを図ってみるのもいいでしょう。
 

出典

醍醐倉庫株式会社 春財布に関する意識調査

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部