更新日: 2023.03.10 その他

【機動戦士ガンダム】「新しいMS」の開発にはどれくらいの費用がかかる?

【機動戦士ガンダム】「新しいMS」の開発にはどれくらいの費用がかかる?
名作アニメ『機動戦士ガンダム』では少しでも戦況を有利に進めるために新しいMSを開発しますが、どれくらいの費用で新しいMSは開発できるのでしょうか。
 
MSによってはさまざまな戦況を覆せるため、実際にどれくらいの費用で開発できるかは重要です。本記事では機動戦士ガンダムのMS開発に焦点を当てて解説するので参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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MS開発目的によっても費用が変わると考えられる

機動戦士ガンダムの世界ではMSには「量産機」と呼ばれるものと「専用機」と呼ばれるものがあり、劇中において複数機出てくるのが量産機で、1機しか出てこないものが専用機といえます。量産機と専用機では開発目的が違うといえるだけでなく、専用機の方が性能が高いことに加え専用装備などもあるので開発費用は高くなるでしょう。
 
量産機は特定のパイロットが搭乗する想定がされておらず、一般的なパイロットが操縦しやすいような機体です。専用機は特定のパイロットが搭乗するのが想定されているため、パイロットの性格や操縦技術に合わせて開発されています。よく知られているシャア専用ザクなどは専用機ではありますが、基本的にはザクをチューンアップしているので新開発ではないでしょう。
 
シャア専用ザクは指揮官用ザクをチューンアップしている形である一方、ガンダムはアムロ専用機として開発されたわけではありませんが、ガンダムは劇中では1機しか開発されていないだけでなく、開発されたガンダムはパイロットが専任している傾向にあるので専用機との見方もできるでしょう。
 
完全に専用機として開発されているMSとしては「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」で登場するVガンダム(ニューガンダム)は、アムロが自ら設計してサイコミュ兵器なども搭載しているアムロしか操縦できないハイスペックなものになっています。
 

MS開発にはどれくらいの費用が必要か

MS開発は現実世界ではおこなわれていないので具体的な開発必要についてはわかりませんが、現実世界でも開発されている戦闘機などを参考に見てみましょう。
 
日本でも戦闘機の開発をイギリス・イタリアと協力しながら進めており、コスト・リスクの分散を考えながら航空優勢を確保できるような戦闘機開発を目指しています。防衛省は次期戦闘機に関する取り組みとして1054億円を予算で確保しており、MS開発にも同程度かそれ以上の予算が必要になるでしょう。
 
ガンダムの世界では短期間で多くのMS開発がされているため、全体を通してかなりの予算を確保してMS開発に取り組んでいると考えられます。MSの優位性は戦場において重要になっているといえ、相手に対してMSなどの性能が劣っていると優位性を保つのが難しいです。
 
しかし、中には完全に新しいコンセプトのMS開発をしているわけではなく、ある程度の部分は以前に設計されたMSを流用しながら一部分を変更しているケースも多いです。それでもかなりの金額がMS開発予算としては投入されていると思われるため、実際には数兆円から数十兆円の予算が組まれていると考えるのは自然でしょう。
 
ガンダムの世界ではMS以外にも戦闘機や戦闘艦なども開発していることから、現実世界とはさまざまな開発にかける予算や人員も桁違いと考えられます。
 

まとめ

機動戦士ガンダムの世界ではさまざまなMS開発が進められている背景から、かなりの予算を割いて積極的に開発プロジェクトなどが進められているでしょう。
 
戦場においての優位性を確保するためにも、量産機と専用機両方で開発されているのが特徴です。他にも銃弾や燃料の確保なども総合的に考えれば、かなりの軍事予算が組まれていると思われます。
 

出典

防衛省 我が国の防衛と予算(案)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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