更新日: 2023.03.02 その他
花粉症の悩み1位は「お金」。月額費用の目安と節約する方法とは?
本記事では、花粉症対策にかかるお金の内訳やその節約方法について紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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花粉症対策とお金
株式会社メドレー(東京都港区)が、2022年1月に花粉症の症状がある全国の20~50代の男女300名を対象に実施した、「花粉症治療とオンライン診療についてのアンケート」の結果を見ていきましょう。花粉症対策の悩みとして挙げられるのは、1位が「対策にお金がかかる」で37.3%となっています。
さらに、対策にかかっている金額と内訳に関して2つの調査を見ていきましょう。以下はエステー株式会社(東京都新宿区)が、2019年12月に20~59歳の花粉症患者かつ有識者の男女603名に対し実施した、「花粉対策と仕事における生産性への影響に関する実態調査」から花粉症の対策出費に関するデータです。
●1万円以上:6.0%
●5000円以上1万円未満:26.2%
●1000円以上3000円未満:36.3%
●1円以上1000円未満:17.7%
●お金は使わなかった:13.8%
※エステー調べ
という結果が得られており、小さくない出費が発生していることが伺えます。
また、その対策として最も多いものを見ていきましょう。
●マスク:81.8%
●目薬:60.0%
●飲み薬:50.1%
●点鼻薬:28.4%
※エステー調べ
薬が占める割合が大きいことが分かります。
次に、酢酸菌ライフが行った「全国の花粉症に悩む男女1000人への意識調査」では
●1万円以上:1.8%
●5000円以上1万円未満:6.0%
●3000円以上5000円未満:28.6%
●1000円以上3000円未満:42.2%
●1000円未満:21.4%
月額平均は、2785円という回答結果になっています。
また、実施している花粉症対策のなかで最も欠かせないものでは
●1位 病院で処方された薬:40.8%
●2位 市販の薬:29.9%
という回答になっています。
2つの調査から花粉対策に月額3000円近くかかっており、そのなかで主なものが薬代という結果になっています。続いて、その薬代を節約する方法を見ていきましょう。
薬代を節約する花粉症対策
公益社団法人全日本病院協会によると、花粉が身体に入り込むことによるアレルギー反応で、花粉との接触をできるだけ避け、予防することがセルフケアで大切なことだそうです。
●花粉情報に注意する
●花粉が多く飛んでいるシーズンは、外出時にはメガネとマスク、帽子を着用する
●上着は、表面がつるつるとした素材のものを着る
●帰宅時は玄関で花粉をよくはらい、洗顔・うがいをして、鼻をかむ
●花粉が多く飛んでいる日は窓を開けない、布団を外に干さない
●掃除をこまめにする
まとめ
花粉症に関するお金に関して、薬代を節約する方法について紹介しました。花粉症は身体的にも経済的にも負担になりますので、本記事で紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。
出典
株式会社メドレー 花粉症治療とオンライン診療についてのアンケート
エステー株式会社 花粉対策と仕事における生産性への影響に関する実態調査
酢酸菌ライフ 全国の花粉症に悩む男女1000人への意識調査
公益社団法人全日本病院協会 みんなの医療ガイド 「花粉症について」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部