更新日: 2023.02.18 その他
印刷したけど余った年賀状、どうする?「恥ずかしくない」有効活用法とは?
書き損じのはがきは、当選番号を確認した後、そのまま何年分もたまっている人もいるのではないでしょうか。
書き損じの年賀状は、有効活用したいとはいえ、子どもや家族の写真が印刷されたものなどは、他人に見られるのは抵抗感があるかもしれません。
では、どうすればよいのでしょうか?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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書き損じの年賀状は郵便局で交換可能
書き損じの年賀状は、1枚5円の手数料さえ払えば郵便局で以下のものと交換してもらえます。もちろん写真入りの年賀状でも問題ありません。
図表1
※筆者作成
お年玉付き年賀はがきは、当年度発行で、さらに販売期間中であれば、同じお年玉付き年賀はがきと交換してもらえます。もちろん、昔の年賀はがきや通常の書き損じはがきも、お年玉付き年賀はがきのようなくじ付きのはがき以外のものに、1枚5円の手数料で交換可能です。
例えば、63円の郵便はがきの場合、5円払えば図表1のとおり新しい郵便はがきなどと交換してもらえます。切手に換えてもらう場合は、63円から5円の手数料を引いた58円分の切手になります。ただし、郵便局では、お金に換えてもらうことはできません。
とはいえ写真を見られるのは嫌!
しかし中には、写真を見られることに抵抗がある方もいるでしょう。当然郵便局の窓口の方もプロですから、お客さまの前でじっくり写真に目を通すことはしませんし、気にもしません。それでも気になる方には、いくつか方法があります。
黒塗りにする
ひとつは、見られたくない箇所を黒く塗りつぶす方法です。
ただし、料額印面が汚れていたり、破損していたりすると、どんなはがきでも交換不可となってしまいます。「料額印面」とは、はがきのあて名面の左上にある、切手の絵のような部分のこと。そのはがきがいくらなのかが書かれている箇所です。そのため、黒く塗りつぶす場合は裏面のみにしましょう。
懸賞はがきとして使う
もうひとつは、郵便局で交換せずにそのまま、はがきとして活用する方法です。懸賞に応募する際、見られたくない箇所を応募券でかくしてしまえば、気にせず発送できます。はがきは、重さ6gまでは通常の金額で発送が可能です。全面をしっかり密着させて剥がれないようにして送りましょう。
ほかにもある!余った年賀状の有効活用法
郵便局で交換してもらえるのはありがたいものの、年賀状以外では切手もはがきも使わない人にとっては、お金に換えられないのは少し不便。郵便局で交換する以外にも、年賀状が余った場合に有効活用する方法があります。
金券ショップに持参する
まっさらな未使用のはがきであれば、古いはがきでもほとんどの金券ショップで現金化が可能です。中には、書き損じのはがきでも買い取ってくれる店舗もあります。書き損じのはがきが引き取ってもらえない場合は、面倒ですが一度郵便局で切手やはがきに換えてから持参しましょう。
寄付する
NPO法人やNGO法人へ、書き損じはがきを寄付することもできます。それぞれの活動内容によって、海外の貧困にあえぐ国の子どもたちや動物の福祉活動などに役立てられます。発送する手間はありますが、少量でもできるため、誰かの役に立ちたいと思っている方にもおすすめです。
インターネットで「書き損じはがき 寄付」と検索すると、多くの支援先が見つかります。「普段ははがきを使うことがない」「数百円のために金券ショップに行くのは面倒」という方も、検討してみてはいかがでしょうか?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部