更新日: 2023.02.10 その他
洗濯機は「ドラム式」と「縦型」どっちがお得? 「電気・水道代」やそれぞれのメリット・デメリットを確認
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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「ドラム式」「縦型」洗濯機のメリット・デメリットとは?
「ドラム式」のメリットの1つ目は「衣類にやさしいこと」です。洗濯槽が横向きでたたき洗いをするため、衣類が絡みにくい=傷みにくくなっています。メリットの2つ目は「少量の水でも洗濯ができること」です。
デメリットの1つ目は「洗剤や臭いが残りやすいこと」です。少量の水でも洗うことができるのはメリットである一方、洗剤や臭いを残す原因にもなります。デメリットの2つ目は「洗濯の途中で洗濯機のふたを開けられないこと」です。そのため、入れ忘れたものがあった場合、追加で放り込むことができません。
「縦型」のメリットの1つ目は「頑固な汚れも落ちやすいこと」です。大量の水を使って、しっかりともみ洗いをしてくれます。メリットの2つ目は「洗剤や臭いが残らないこと」です。理由は大量に水を使ってすすぐからです。
ただし、「すすぎ」や「洗い」で大量の水を使うことはデメリットの1つ目であり、「大量に水を使うこと=水道代が高くつくこと」にもつながります。デメリットの2つ目も、しっかり汚れを落とすというメリットが「衣類を傷つけること」につながります。
「ドラム式」「縦型」洗濯機の電気代・水道代とは?
「ドラム式」は「ヒートポンプ方式」「低温風パワフル乾燥」「ヒーター乾燥」の3種類です。「ヒートポンプ方式」は省エネタイプですが、「低温風パワフル乾燥」は「ヒートポンプ方式」よりも電気代がかかります。「ヒーター乾燥」は「縦型」と変わりません。
一方、「縦型」の場合、「ヒーター乾燥」「水冷除湿タイプ」の2種類があります。どちらのタイプの乾かし方も電気代がかかります。電気代だけで考えると「ドラム式」の「ヒートポンプ方式」がお得といえるでしょう。
水道代は使う水の量が多ければ多いほど高くなります。「ドラム式」の場合、「縦型」よりも使用する水量をかなり抑えることができます。そのため、水道代だけで考えると、「ドラム式」のほうがお得です。
毎日使用する電気代と水道代を考えると、「ドラム式」のほうがお得であるように見えますが、製品価格については「ドラム式」のほうが高い価格が多い傾向にあります。そのため、初期費用を抑えたいのであれば「縦型」がおすすめです。予算に応じて、どちらが良いのかを考えるようにしましょう。
生活スタイルと予算に合わせて「ドラム式」か「縦型」か選ぼう
「ドラム式」のメリットは衣類にやさしいこと、デメリットは洗剤や臭いが残りやすいことなどです。一方、「縦型」のメリットは頑固な汚れも落ちること、デメリットは衣類が傷つきやすいことなどが挙げられます。
電気代・水道代で考えると、「ドラム式」のほうがお得ですが、製品代金は高くつきます。生活スタイルと予算に合わせて「ドラム式」と「縦型」のどちらが最適なのか決めてみてはいかがでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部