更新日: 2023.02.04 その他

職場で「バレンタインのチョコ代」として500円徴収されます。断っても大丈夫でしょうか?

職場で「バレンタインのチョコ代」として500円徴収されます。断っても大丈夫でしょうか?
季節ごとのイベントで、社員がお金を出し合ってグッズを購入するといった慣習が存在する職場は少なくないでしょう。バレンタインデーのチョコもその一つです。しかし、中にはそういった慣習に賛同できない人がいるかもしれません。
 
そこで、今回は、バレンタインデーのチョコ代の徴収を断るにはどのようにすべきか解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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そもそも職場での義理チョコはどのように思われている?

「義理チョコ」を渡すことが習慣となっている職場は、半ば義務のようになっていることもあります。ところで、そもそも職場で義理チョコを渡す習慣はどのように思われているのでしょうか。
 
保険相談サービスを運営する株式会社Wizleapが行ったバレンタインデーの意識調査によれば、職場で義理チョコをもらうことが「うれしい」と感じている男性は46.31%です。対して「まったくうれしくない」男性は4.93%で「あまりうれしくない」男性は12.32%という結果になっています。
 
ところが、職場で義理チョコを禁止することに対して「賛成」と回答した男性は全体で36.95%にのぼります。「反対」と回答した男性は30.55%で、賛成派のほうが上回っているのが現状です。女性のほうも、義理チョコに対して「面倒」と答えた人は33.85%「少し面倒」という回答は28.17%と、全体的に高い割合を占めています。
 
そして、男性同様、社内の義理チョコの禁止に「賛成」の意思を示す回答は50.54%と半数を超えています。渡されればうれしいと感じる男性は多い反面、実際は男女共に「面倒な習慣」と感じている人のほうが多いと考えていいでしょう。他の調査結果を見ても職場で義理チョコを渡す人は20%を切っており、全体的に少なくなっていることがわかります。
 

職場の義理チョコに参加しないメリット・デメリットは?


自由な意思で個別に用意するわけではなく、上司や先輩が中心になってお金を徴収している場合は断りにくいかもしれません。そこで、職場の義理チョコに参加しないことで生じるメリット・デメリットをあげていきます。
 
・メリット
たとえ500円であっても、自分の意思にそぐわない出費は避けたいものです。参加しないことで、余計な出費がなくなります。また、交代制でチョコを買いに行くことが習慣になっていた職場は、わずらわしい役割からも外れることができます。社内で義理チョコに対する印象が悪くなっている場合は、廃止のきっかけ作りになることもあるでしょう。
 
・デメリット
職場によっては「付き合いが悪い人」「お金に細かい」といった印象を周囲に持たれるかもしれません。義理チョコのことで人間関係に悪影響を及ぼすとは考えにくいですが、中には良く思わない人が出てくる可能性はあります。また、バレンタインのお返しがある職場の場合は、もらうことができないのがデメリットです。
 

職場の義理チョコは自分の意思が大切! 参加しないデメリットで判断しよう

職場の義理チョコの習慣は、渡す側も受け取る側も実際には面倒と感じている人は多いのではないでしょうか。渡し方にもよりますが、社員一人ひとりに渡す場合は配偶者や恋人のいる人にとってはなおさら面倒かもしれません。
 
義理チョコの習慣に参加するかどうかは自分の自由意志で決めればいいことです。職場の空気も考えて、どのようなデメリットがあるか考えて決めましょう。
 

出典

株式会社Wizleap 「職場におけるバレンタインに関する意識調査の結果」(PR TIMES )
株式会社クリーマ 「2022年 バレンタインデーに関するアンケート調査」(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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