更新日: 2023.02.05 家具・片付け

総額20万円超でもメリット大! 元ゴミ屋敷の住人の生活を一変させた2つの家電とは?

総額20万円超でもメリット大! 元ゴミ屋敷の住人の生活を一変させた2つの家電とは?
新型コロナウィルスが流行するようになったと同時に、人との積極を避けるために、労働環境が多様化した。そうした中で、自宅勤務で過ごす時間が多くなった際、問題となるのが「汚部屋問題」だ。
 
運動ができない人や勉強が苦手な人がいるように、「掃除が苦手な人」も一定数存在する。ここでは、掃除が苦手であり、時には自室がゴミ屋敷になるというYさんの話を紹介する。掃除が苦手なYさんが、どのようにして掃除と向き合ったのかに注目してみよう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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たまり続ける洗濯物、積み重なった洗濯物が床に散乱

今回お話を伺ったのは、地方都市の営業会社に勤務する男性、Yさん。30代前半であり、1人暮らしを始めてから長いそうだ。
 
恋人はいないものの、仕事は順調であり、休みの日にも釣りやアウトドアに出掛けるなど、毎日充実していたと語る。しかし、部屋の掃除が昔から苦手であり、部屋はゴミ屋敷の状態になることも珍しくないそうだ。
 
「昔から本当に部屋の掃除が苦手でして……。母親にも何度も叱られていました。実家を出てからは、収拾がつかなくなりましたね」
 
Yさんは、1人暮らしを始めてから部屋を散らかす原因となったのが、洗濯物だと語る。
 
「後でまとめてやろうとは考えているんですよ。だってそっちの方が効率的じゃないですか。ズボラな自分には洗濯物を洗って、それを干して、畳んでタンスにしまう、といったことを毎日続けるのは難しいですね。でもそう考えているうちにどんどん洗濯物がたまっていって、『あれを全部洗うのか……面倒だな……』と後回しにしてしまうことも増えていました」
 
これにより、どんどんと洗濯物が増え続けるYさん宅では、部屋中に洗濯物が散乱するようになったそうだ。
 
積んでいた服やタオルの山が崩れて床に散らばり、足の踏み場がなくなることも少なくないという。また、Yさんを悩ませるのは洗濯物だけではない。
 

物を捨てられず、床には足の踏み場がない

「自分って本当に面倒くさがりなんですよね。すぐに捨てればよいのに、宅配の段ボールや飲み終わったペットボトルを床に放置しちゃうんですよ。あと、会社で受け取った書類とか支払い済みの領収書とかも床に落ちてましたね。ああいうのって『いつか必要になるかな?』と思って、捨てられないんですよ」
 
どうやらYさんにとって「掃除のために行動するのが面倒」といったことが原因で、部屋の掃除が続かないようだ。
 
そうしたYさんも、ゴミ屋敷生活に嫌気が差したきっかけがある。
 
「たまに同じ趣味の同僚や学生時代の友人の部屋へ遊びに行くことがあるんですけど、みんなしっかりしてるんですよ。床もきれいに掃除されてて、どこに何があるのか分かる状態でして。自分の家に帰ってくると、足の踏み場もない部屋に愕然としますよ。」
 
同世代の友人たちを比較して、このままではいけないと考えたYさんは一念発起する。
 

高級家電を20万円分購入! 掃除をする習慣が身につき……

自分の部屋をきれいな状態に保とうと一念発起したYさんはまず、家電を高級な家電に買い替えたそうだ。
 
「まず買い替えたのは家電からですね。やっぱり自分は面倒くさがりですから、常にきれいな状態に保つには最新家電の力を借りるしかないと考えました。」
 
そして、Yさんはドラム式洗濯機とロボット掃除機を購入。合計して20万円超の買い物だったそうだ。
これまで、お金の使い道というと、趣味の釣りやアウトドア用品だったため、家電にはあまり力を入れていなかった。
 
そのため、従来の3万円弱の洗濯機から10万円のドラム式洗濯機に、1万円程度の掃除機を12万円のロボット掃除機に買い替えた際には、思わず手が震えたという。
 
しかし、最新の自動家電を購入したYさんの生活習慣は、これまでとかなり変わったそうだ。
 
「やっぱり最新の家電は便利ですね。スイッチ1つでなんでもやってくれるんです。でも、家電の機能を最大限生かそうとすると、こまめな掃除が重要になりますね。さすがに、20万円の出費ですから。元を取るためにも掃除をする習慣が身につきました」
 
ドラム式洗濯機は洗濯から乾燥までを一手に担ってくれるため、洗濯物に関する家事の手間を大きく削減する。しかし、一度に洗濯できる量は限られているため、細目な洗濯習慣が重要なのだ。
 
ロボット掃除機はスイッチ1つで床のほこりを取り除いてくれる。とはいえ、床に段ボールやペットボトルといったゴミが落ちていると、ロボット掃除機といえど床掃除をするのは難しい。
 
このように、最新家電を有効活用するため、Yさんはこまめに掃除をする習慣が身についたそうだ。
 

最新家電を購入し、様々な価値を受け取ろう

最新のモデルや高い性能を有している家電は、その分価格も高くなる。しかし家電によって得られるのは、「部屋がきれいになる」ということだけではない。
 
実際、Yさんの場合、最新家電を有効活用するためにこまめに掃除をする習慣も身についたそうだ。普段から家事に時間を取られている人ならば、最新家電によって捻出できた時間を、ほかのことに有効活用できるだろう。
 
このように、最新の家電は価格が高いものの、利用者に複数の価値を提供する。もしも家事や掃除について悩みを抱えているのであれば、最新家電を活用してみるのもよいだろう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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